箱根の学びの場
2025-01-28 09:45:20

箱根湯本で進行中の無料学びの場ディーパプロジェクトの最新情報

箱根湯本の未来を担う「ディーパ」プロジェクト



箱根湯本に位置する正眼寺が運営する「ディーパ【dipa】」が、学生リノベーション団体と手を組み、新たな学びの場を提供するプロジェクトをスタートしました。このプロジェクトは、クライドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を利用して、2025年の夏までに完成を目指しています。

プロジェクトの背景



「ディーパ」の起源は、遡ること30年前の阪神・淡路大震災にあります。震災後、小野宗幸氏が被災地を回りながら出会ったのは、まちづくりプランナーの宮西悠司氏と設計事務所に所属していた藤川幸宏氏です。小野氏は震災を経験し、仏教の道を選びました。その経験を基に「仏法僧」という理念のもと、誰でも利用できる学びの場を作ることを決意し、宮西氏や藤川氏らとともにその構想を形にしていくことになりました。

ディーパの機能と特徴



ディーパの最大の特徴は、2階に備えた8つの異なる機能です。具体的には、寄宿舎、避難所、個人の勉強スペース、ギャラリー、上映シアター、舞台、坐禅の場、ゼミの教室と、その用途に応じて空間を自由に変化させられる設計になっています。また、これまでに参加した学生は延べ4000人にのぼり、特に建築系の学生からの支持を受けています。これまでの8年間の活動の集大成として、この夏から2階部分の本格的な施工が開始されたことも注目されています。

1階部分は、ミセ・キッチン、エントランス、工房の3つのスペースを提供しており、利用者の目的に合わせて利用できるスペースに仕上げられています。

クラウドファンディングの詳細



今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングを通じて支援を募っています。リターンとしては、3,000円でオリジナルの端材焼杉のキーホルダー、5,000円で土壁のアートパネル、10,000円で竣工写真集、20,000円で夏の施工体験など、参加者には様々なリターンがあります。

震災の教訓を未来へ



このプロジェクトに関わる方々は、阪神・淡路大震災から得られた教訓を忘れずに、後世に伝えようとしています。まちづくりプランナーの宮西氏は、震災の教訓をしっかりと維持し、地域に根ざした企画を実行していく意義を強調しています。

藤川氏も同様に、建物に生まれ変わる過程を通じて地域を豊かにし、若者たちが新たな視点を持つことに期待を寄せています。ディーパプロジェクトは、実践的な学びの場としてだけでなく、地域の資産としても成長できる可能性を秘めていると言えるでしょう。

参加方法と問い合わせ情報



プロジェクトの詳細や参加方法については、以下のURLから確認できます。

また、直接の問い合わせは、宗教法人正眼寺までお願いします。
  • - 電話:090-1539-1923
  • - メール:dqk04247@nifty.com

これからのディーパの成長と、箱根地域のさらなる発展に、みなさんもぜひご注目ください!


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会社情報

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宗教法人 正眼寺
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