Sansan Innovation Award 2024受賞企業発表！働き方改革のDX事例が明らかに

働き方を変えるDXの成功事例！Sansan Innovation Award 2024受賞企業発表

働き方改革を支援するDXサービスを提供するSansan株式会社は、同社のサービスを活用し、ビジネスや働き方に変革を起こした企業を表彰する「Sansan Innovation Award 2024」の受賞企業を発表しました。今年で6回目を迎える本アワードは、ユーザー同士の経験やノウハウを共有し、デジタル変革を加速させることを目的としています。

今回は「Sansan Innovator」と「Sansan DIGITALIST Innovator」の2つの賞で、3社の企業が選ばれました。

「Sansan Innovator」受賞企業

1. 日本通運株式会社

日本通運株式会社は、2年連続で「Sansan Innovator」を受賞しました。Sansan導入後、7割以上の社員がアクティブユーザーとなり、営業変革を牽引する「セールスイネーブルメント部」を設立。さらにSalesforceとの連携により、顧客情報と営業データを統合し、効果的な営業活動の「型」を全社で共有しています。

同社は、顧客との接点量を基にした「企業リレーションスコア」を算出することで、役職者との関係の深さと売上との相関関係を明らかにしました。このスコアを指標に、効率的かつ意味のある営業活動「トップセールス」を推進しています。

さらに、役職・部署別の接点の深さを可視化する「ヒートマップ」や、キーパーソンとその周辺関係を網羅した「パワーマップ」を作成することで、営業戦略に活用しています。

日本通運株式会社は、Sansanを多角的に活用し、全社を巻き込んだデータドリブンの営業マネジメント変革を推進している点が評価されました。

2. THAI TAKENAKA INTERNATIONAL LTD.

THAI TAKENAKA INTERNATIONAL LTD.は、竹中工務店のグループ会社で、タイで建設事業を行っています。タイでは、日本やシンガポールと比べて、紙や手書きサインの文化が根強く、業務書類の多くが紙ベースで行われていました。

同社では、月2000件以上の請求書が紙で届き、ミスが発生しやすく、管理に手間がかかる状況でした。この課題を解決するため、Sansanのインボイス管理サービス「Bill One」を導入しました。

Bill One導入後、同社は月400時間の作業工数を削減し、月次決算の加速を実現しました。日本のように請求書のデジタル受領が一般的でないタイ市場において、同社はベンダーとの連携を強化し、7日間にわたるトレーニングセッションを開催。Bill Oneの活用メリットを訴求し、請求書のデジタル化への賛同を広げていった点が評価されています。

「Sansan DIGITALIST Innovator」受賞企業

1. 三井住友カード株式会社

三井住友カード株式会社は、SMBCグループのペイメント事業の中核企業です。法人カードは、会社経費への支払いに利用されるため、200万社もの見込み顧客が存在しますが、営業リソースが不足していました。

同社は、多くの見込み顧客に対して網羅的かつ早期にアプローチすることを目的に、Sansanを導入しました。導入後は、顧客情報をデジタル化するだけでなく、SalesforceやSansan Data Hubなどを活用し、業務フローそのものをデジタル化。営業リソースの効率化を図るとともに、顧客情報をマーケティングに活用できるようになりました。

その結果、営業部門とマーケティング部門の連携が強化され、網羅的な顧客アプローチが可能になりました。従来ではアプローチしきれなかった顧客を開拓し、数十億円単位の売上増を実現した点が評価されています。

働き方改革のヒント：DX導入による効果

今回の受賞企業の事例からわかるように、DX導入は、単に業務効率化だけでなく、営業戦略の革新や顧客との関係強化にも大きく貢献します。

各企業は、それぞれの課題やニーズに合わせて、Sansanのサービスを効果的に活用することで、働き方改革を推進し、ビジネス成果を向上させています。

Sansanは今後も、企業のDX化を支援し、働き方を変える革新的なサービスを提供していく予定です。

詳細情報は、ユーザー向けオンラインコミュニティ「Sansan User Forum」で公開されています。

https://sin.sansan.com/suf/

「Sansan Innovation Award 2025」の開催も決定しました。詳細はこちらをご覧ください。

https://sia.sansan.com