沖縄戦跡視察
2026-01-07 10:21:11

沖縄戦跡視察で戦争と平和を再認識したパルシステム

沖縄戦跡視察で戦争と平和を再認識したパルシステム



2025年12月25日、26日の両日、パルシステム連合会は沖縄県を訪れ、役職員19人で沖縄戦の歴史的な戦跡を視察しました。これは戦後80年という重要な節目にあたる活動で、戦争の悲惨さと平和の重要性を再確認するためのものです。

視察の背景



視察団は「平和・地域活動委員会」のメンバーを中心に構成され、沖縄戦の痕跡が残る嘉手納基地や渡具知公園、辺野古基地の建設予定地、安部チラガマ、平和祈念公園などを訪れました。また、沖縄県生協連の協力を得て、各地での学びを深めました。

嘉手納基地の視察



まず訪れたのは、道の駅から眺められる嘉手納基地でした。ここでは、展望台から滑走路や格納庫の様子を確認することができる観光名所ですが、当日はクリスマスの休暇のため、航空機の発着は見られませんでした。しかし、併設されている学習展示室では基地周辺の歴史について学ぶことができました。

この基地は、周辺住民にとっては騒音被害の元凶でもあります。過去には、1959年に基地の戦闘機が小学校に墜落し、17名の児童が亡くなる悲劇的な事故が起こりました。それを受けて、基地に関する懸念が今も続いています。

渡具知公園での学び



次に、渡具知公園では沖縄戦の重要な歴史的ポイントを学びました。この場所は、米軍が沖縄本島に上陸した地点であり、参加者は「艦船が水平線を埋め尽くすほどの光景」を想像し、沖縄戦の実態について聞かされました。ここから約54万人の米軍が侵攻を開始し、日本の守りにあたる11万人が地元住民とともに戦ったことが語られました。

辺野古の現状



辺野古基地建設予定地では埋め立て工事の状況を視察しました。進行中の工事は、前回の訪問時からも進展があり、杭打ち作業の船が目の前にひしめいている様子が見受けられました。それでも、埋め立てに必要な工事は、軟弱地盤の改良を含めて19年を要する見通しです。この基地建設は、普天間基地の代替施設として進められており、海域に生息するサンゴや希少生物への影響が懸念されています。

アブチラガマの訪問



次に向かうのはアブチラガマでした。これは沖縄戦中に地元民や軍の負傷兵が避難していた洞窟で、当時の悲惨な状況を知る場所です。参加者は懐中電灯の明かりを頼りに、内部を進む中で当時の状況について説明を受けることができました。

ボランティアガイドから聞こえる「この空間で皆が助け合って生き延びようとした姿を忘れないでほしい」という言葉は、心に響くものでした。

平和祈念公園での思い



最後に、平和祈念公園では沖縄戦の資料が展示されている平和祈念資料館を訪れ、犠牲者の名を刻んだ「平和の礎」も見学しました。沖縄県生協連の東江専務理事が、自分の親族の名を指摘しながら戦争の影響を話し、戦争の悲劇を忘れないよう呼びかけました。特に、一家全員が生まれたばかりで名前も知られずに亡くなった記録に触れ、戦争の悲惨さを再認識しました。

このような視察を通じて、パルシステム連合会は平和についての理解を深め、未来につなげるための活動の重要性を再確認しました。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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