笠間市で「まちの編集学校」が始まる
茨城県笠間市の友部駅周辺エリアで、10月13日(祝)より実践型まちづくり講座「まちの編集学校」がスタートします。この講座は、近年増加する空き家や空き店舗を活用し、地域を活性化させることを目的としています。
開講の背景
友部駅周辺は市の玄関口でありながら、人口減少によって未活用の不動産が増えている状況です。笠間市ではこれを地域資源と捉え、新たに事業を展開したい人々の活動拠点とすることで、地域コミュニティの活性化を目指しています。
講座のコンセプト
「空き家は、街の余白。編集すれば、未来の拠点になる」というテーマのもと、実際に市が用意した物件を使って様々なケーススタディを行います。受講生はチームで地域を読み解き、コンセプト制作や事業計画の策定を実践的に学ぶことができます。最終的には、各自の事業アイデアを発表し、志があれば事業化の道も開けるかもしれません。
講座の特色
この講座は、次のような特徴を持っています:
- - チーム制で具体的な物件を使った事業計画の作成を行います。
- - 笠間市と水戸信用金庫が全面的にサポートし、融資相談や専門的なメンターによる指導が受けられます。
- - 一級建築士などの専門家も参加し、実践に即したインプットが行われます。
- - 質の高いプランには、事業化に向けた継続的サポートが提供されます。
開講スケジュール
下記の日程で、講座が進行していきます:
- - プレイベント(9月28日):友部公民館にて、地域に関心を持つ方との交流を図ります。
- - DAY1(10月13日):地域の調査と文脈を学びます。
- - DAY2(12月7日):素材を再構成し、具体的な企画を立てます。
- - DAY3・4(1月17・18日):事業アイデアと資金に関する考察を行い、発表会も実施。
- - DAY5(3月1日):受講生の独自プランを披露します。
参加方法
この講座は定員が15名で、応募が多い場合は選考が行われます。参加費は5,000円(税込)で、全日程参加が求められます。オンラインツール(Zoom等)の使用が可能なことも必須です。さらに、物件情報を提供できる方も市に連絡をしてみてください。
実施主体
- - 主催:笠間市、水戸信用金庫
- - 企画・運営:株式会社Coelacanth
企業情報
株式会社Coelacanthは地域と共に堂々と不動産を活用し、リノベーションやまちづくりを通じて持続可能な地域社会の実現を目指しています。興味がある方は、ぜひ参加してみてください。
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