筑波大学とガイアックスが共催する起業教育プログラム
茨城県つくば市に位置する筑波大学と、東京都千代田区に本社を置く株式会社ガイアックスが連携し、中学生向けの起業教育プログラム「TSUKUBA起業ゼミ」が開催されることが発表されました。このプログラムは、2026年1月から3月にかけて行われ、5日間のカリキュラムで構成されています。参加対象はつくば市内の中学校に通う1年生から3年生までの学生です。
プログラムの目的
本プログラムの主な目的は、参加者が身近な「困りごと」を発見し、それを解決するためのアイデアを育成することです。具体的には、起業家精神を育むことを意図し、実際に自らのアイデアを形にする経験を通じて、社会課題の解決に向けてアプローチできる能力を培います。
プログラムの詳細
開催概要
- - プログラム名: TSUKUBA起業ゼミ
- - 対象: 中学1〜3年生
- - 定員: 30名(定員超過時は抽選)
- - 参加費: 無料
実施日時
プログラムは以下の日程で行われます。
- - DAY1: 2026年1月10日 (土) 14:00〜16:00
- - DAY2: 2026年1月24日 (土) 14:00〜16:00
- - DAY3: 2026年2月7日 (土) 14:00〜16:00
- - DAY4: 2026年2月21日 (土) 14:00〜16:00
- - DAY5: 2026年3月7日 (土) 13:00〜16:00
各DAYごとに異なるテーマで、課題発見からアイデア創出、その後のプロトタイプ制作、最終日にプレゼンテーションを行います。特に最終日には、実際に起業を経験しているゲストスピーカーの基調講演も予定されており、参加者にとって貴重な体験となることでしょう。
プログラムの流れ
1.
DAY1: 課題を見つけ出すワークショップを行い、解決策を考える。
2.
DAY2: インタビューを通じて情報収集し、具体的なアイデアを分析する。
3.
DAY3: 商品やサービスのプロトタイプを制作し、需要を検証する。
4.
DAY4: 予選ピッチを行い、次回の本選出場者を決定する。
5.
DAY5: 基調講演を受けた後、選出された参加者が最終プレゼンテーションを行う。
これらのプロセスを通じて、参加者はアイデアを実践に移す方法を学び、ビジネスの基礎を体得することが期待されます。
昨年度の参加者の声
参加者からは、起業の過程で他者との協力の重要性を学んだという声や、自らのアイデアを形にする楽しさを感じたという感想が寄せられています。また、保護者からも、子どもたちが素晴らしいアイデアを発表する姿に感動したという意見が多く、プログラムの影響が広く認識されています。
申込み方法
参加希望者は、2025年12月21日(日)までに公式の申込みフォームを通じて応募できます。
このように「TSUKUBA起業ゼミ」は、次世代を担う中学生にとって非常に価値のある経験となるでしょう。地域社会の問題解決に挑戦し、自己成長を促すこの貴重な機会を見逃さないでください。