北アルプスの酒造プロジェクト
2022-05-19 13:00:06

北アルプス酒造が挑む新たな日本酒プロジェクトの展望と地域活性化

北アルプス酒造が挑む新たな日本酒プロジェクト



このたび、北アルプスエリアの大町市と安曇野市に拠点を置く酒蔵5社が合同で新しい日本酒の開発に乗り出すことが発表されました。このプロジェクトは、株式会社RDGのグループ会社である市野屋が中心となり、地域活性化を目指しています。

プロジェクトの背景



この共同プロジェクト」は、北アルプス地域で開催されていた「三蔵呑み歩き」イベントの再開を機にスタートします。このイベントは通常、訪れた酒蔵での飲み比べを通じて多くの人々に支持されており、コロナ禍の影響でその活動が停止したことは、地域にとって大きな痛手となりました。そこで、地域の酒蔵が一丸となり、これまでの経験を活かして何か新しい取り組みを行うことが必要とされていました。プロジェクトのリーダーには市野屋の代表取締役、佐藤大輔氏が就任し、プロジェクトの具体的な方針や商品の開発にあたることとなりました。

参加する酒造メーカー



このプロジェクトに参加するのは、以下の5社です。
1. 株式会社市野屋(大町市)
2. 株式会社薄井商店(大町市)
3. 北安醸造株式会社(大町市)
4. 大雪渓酒造株式会社(北安曇郡)
5. 福源酒造株式会社(北安曇郡)

これらの酒蔵が協力し合うことで、それぞれの強みを活かし、質の高い日本酒の製造を目指します。

プロジェクトの概要



この年次プロジェクトでは、毎年4種類の新商品が発売される予定です。初回商品は2022年12月中旬に発売される予定で、その後も定期的に新しい銘柄が登場することになっています。

また、販売チャネルとしては「いーずら大町特産館」やオンラインショップを通じて広く展開されることが考えられています。このプロジェクトの特長として、著名人がアンバサダーおよびラベルデザイナーとして携わることが決まっており、注目を集める内容になっています。

RDGと市野屋の新たな挑戦



RDGは日本酒の製造や卸販売、飲食店の運営を手掛けており、最近も新店舗の開業を続けています。特に「日本酒の魅力を最大化する場所の創造」をテーマにしてからは、会員制の日本酒BARを設立するなど、新たな試みにも挑んでいます。

市野屋は1865年に創業した老舗の酒蔵で、厳選された素材を使用し、伝統的な製法で日本酒を製造しています。これからも地域に根ざした酒造りを続けていく中で、町おこしや観光地化の取り組みを通じて、地域活性化に寄与することを目指しています。

日本酒のグローバル展開



日本酒の国際的な需要も高まっており、輸出総額が増加傾向にあります。特に日本酒の高級酒としての受け入れられ方が進んでおり、日本国内にとどまらず、海外市場にも流通を広げつつあります。RDGは今後、アジアマーケットを中心に日本酒の魅力を広めていく予定です。

最後に



この新たな日本酒プロジェクトは、日本酒の可能性を広げる重要な一歩になると考えられます。地域の酒蔵が手を組み、独自の個性を持った日本酒を次々と生み出すことで、地域の振興だけでなく、日本酒に新たな風を吹き込むことが期待されます。今後の展開に目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社RDG
住所
東京都中央区日本橋富沢町10-11LDB日本橋富沢町ビル7階
電話番号
03-6661-2650

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