保育研修会
2025-10-14 11:54:51

保育現場の新たな視点-子どもの写真研修会を大阪で開催

保育現場の新たな視点を拓く研修会



2025年10月2日、大阪市にて「幼児造形から保育を変える 2 -フォトカンファレンス-」が開催されました。この研修会は、一般社団法人大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会が主催し、千株式会社(はいチーズ!)と四條畷学園短期大学の共同で行われました。参加者は保育者や職員など46名で、子どもの姿を写真を通じて見つめ直し、保育の質向上を目指しました。

研修の背景と目的



近年、保育現場において写真の役割はますます重要度が増しています。子どもたちの日々の活動を記録し、保護者と共有するために、写真を活用する必要性が高まっているのです。特に、自由な発想から生まれる造形活動の様子や、豊かな表情を写真に収めることは、保育の質を向上させる要素となります。参加者が多角的に意見を出し合うことで、新しい保育観や子どもへの目線が生まれることも狙いとされています。

研修内容の詳細



研修の第一部は、四條畷学園短期大学の香月教授による「子どもの写真を活用した保育者研修の方法」というテーマで行われました。参加者はグループに分かれ、自分が持参した子どもの写真を用いて、以下の観点から対話を進めました:

  • - 子どもの行動の背景にある思いや発達のプロセス
  • - 保育者自身の視点や価値観
  • - 明日の保育にどうつなげるか

このディスカッションには、肯定的なコメントを付箋で貼るワークもあり、参加者同士の対話がさらに深まったことでしょう。子どもの成長を理解し、より良い保育に結びつくための手がかりになりました。

第二部では、はいチーズ!の江川健太郎部長が「ドキュメンテーションで写真を活かすコツ」として具体的なテクニックを紹介しました。特に、保育活動を伝える写真の撮影方法や言葉の工夫について、実践に役立つアドバイスが共有され、参加者は日常の業務に直結する実践的な学びを得たのです。そうした経験は、子どもたちの成長を適切に記録し、保護者への伝え方にも役立つことでしょう。

参加者の声



参加者は、研修を経て写真の撮影方法やコメントひとつで伝わり方が異なることを実感した様子。以下のようなコメントが寄せられました。

  • - 「周りの風景や手元も写すことで、より多くの情報が伝わることに気づいた」
  • - 「ドキュメンテーションで保護者に伝える工夫を学び、今後の実践に活かしたい」
  • - 「子どもを撮る際の構図や角度、視線の工夫が大切だと痛感した」

これらの声からは、参加者が実際に得た気づきや学びの成果を感じることができます。

研修の意義



香月教授は、研修会の意義について「人は他者との関わりによって成長するものであり、これを通じて参加者は新しい視点や感覚を得られた」と述べました。また、千株式会社の協力により、新たな視点を提供できたことにも言及し、感謝の意を示しました。

さいごに



「はいチーズ!」は、子どもの幸せを育む総合保育テックサービスとして、今後も保育現場の課題解決に寄与していくことを目指しています。この研修で得た知見を活かし、より良い保育環境の提供に努めていくことでしょう。子どもたちが未来に向けて笑顔で成長する手助けをするこのサービスの活動に、今後も期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
千株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー14F
電話番号
03-6266-6662

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