2026年のナノテクノロジー展と水処理展への出展
NanoFrontier株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:井上誠也)は、2026年1月に東京ビッグサイトで開催される世界最大級のナノテクノロジー総合展「nano tech 2026」と同時に行われる「InterAqua 2026」に出展することを発表しました。
この展示の主な目的は、特に環境汚染物質であるPFAS(パーフルオロアルキル物質)の検出技術を多くの来場者に紹介することです。
新技術によるPFASの迅速検出
NanoFrontierが注目するのは、特定PFAS(PFOS/PFOAなど)を低コストかつリアルタイムで検出する独自の有機ナノ粒子技術です。この新しいソリューションは、水中の微量PFASの現場検査を実現することを目指しています。今回の展示では、ナノ粒子化技術を基盤とし、PFAS測定の高感度化と現場実装性を向上させる成果が紹介されます。
展示の内容と目的
展示会では、各種の試薬開発から製造プロセス、デモ装置の実装に至るまでを一体的に提供し、来場者が「すぐに試せる」「導入しやすい」ソリューションを体験できます。また、研究機関やメーカー、自治体との共同研究や技術実証(PoC)、受託製造・技術ライセンスについての相談も受け付ける予定です。これにより、PFAS測定や材料評価の現場での新しい運用方法を提案します。
出展概要
- 会期: 2026年1月28日(水)〜1月30日(金)
- 会場: 東京ビッグサイト(西1・3ホール&会議棟)
- 小間番号: 後日公開予定
- 公式サイト:
nano tech 2026
- 会期: 2026年1月28日(水)〜1月30日(金)
- 会場: 東京ビッグサイト(南2・4ホール)
- 小間番号: 後日公開予定
- 公式サイト:
InterAqua 2026
技術紹介内容
1. PFASの低コスト・リアルタイム検出手法
2. 共同研究・受託製造・技術ライセンスに関する個別相談(事前予約可)
3. ナノ粒子プラットフォームの概要と材料ラインアップ
4. 環境、エネルギー、ライフサイエンス分野での応用事例
展示内容は当日変更の可能性がありますので、最新情報は会場ブースでご確認ください。
代表取締役のコメント
代表取締役の井上誠也氏は、現場におけるPFASの迅速測定が依然として高コストで専門設備に依存していることを指摘し、同社の独自技術を通じてPFASをより簡単に低コストで高感度に検出できる新しいアプローチを開発してきたと述べています。
「本展示会では、皆さまの現場課題に直結した技術ソリューションを紹介します。私たちの技術が環境分野での問題解決に寄与できることを期待しています。」と語っており、各方面での反響が楽しみです。
会社概要
NanoFrontier株式会社は、東北大学で30年以上にわたり研究開発を行ってきたナノ粒子生成技術を基盤に、PFASの高感度検出に特化した技術を提供しています。試薬品や機能性材料の研究開発及び販売を行い、環境問題への取り組みを続けています。
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター215号室
- - 設立: 2025年4月7日
- - 公式サイト: NanoFrontier公式サイト
今後の展開にぜひご期待ください。