フードロス削減の挑戦
2025-08-29 11:09:11

Z世代学生団体が挑むフードロス削減プロジェクトの魅力とは

Z世代の挑戦:フードロス削減と健康な食生活



2025年9月1日、藤沢駅の「ODAKYU湘南GATE」にて、Z世代の学生団体NAMIMATIが、限定販売のヘルシー弁当を展開します。このプロジェクトは、有限会社エコ・ライス新潟との連携によるもので、規格外の野菜と米を使用し、フードロス削減と現代人の栄養課題にアプローチします。

プロジェクトの背景にある思い


NAMIMATIは、社会課題に取り組む大学生165人が集まった団体です。プロジェクトリーダーの後藤陽華は、カナダ留学中、温かい食事に助けられた経験から「食を通じて誰かを幸せにしたい」という強い思いを抱くようになりました。彼女の情熱が、このプロジェクトの始まりです。また、メンバーの杉山茉穂は、大学の試験勉強で食事をおろそかにしていた時期を振り返り、「心身ともに満たされる食事」の必要性を感じていました。これらの原体験が、現代人の栄養課題を解決するための具体的な行動へとつながりました。

エコ・ライス新潟の使命


このプロジェクトを支えるのは、有限会社エコ・ライス新潟です。彼らは2004年に発生した中越地震を契機に、食物アレルギーや病気を持つ人が、避難所で十分な食事を得ることができなかった現実に直面しました。これが「どんな人でも安心して食べられる食事を届けたい」という使命感を生む契機となりました。彼らは米を使ったアレルギー対応商品の開発や、災害時の非常食を手掛け、さらに日本の食文化を国際的に広める活動も行っています。

ヘルシー弁当のこだわり


学生たちが開発したお弁当には、3つの特徴があります。まず、規格外の農産物を活用したアップサイクルメニュー。農家の思いや苦労を大切にし、出荷できない不揃い野菜や新潟産の贅沢な山田錦を使用しています。これによって、フードロス削減の観点だけでなく、食材一つひとつのストーリーを重視しています。

次に、栄養バランスにこだわった調理法です。管理栄養学科に在籍するメンバーによるメニュー構築がなされており、クリエイティブかつ健康的な料理を提供しています。使用する調味料は、アレルギーを考慮して開発された「ライスマヨ」や「おみそ調味料」を取り入れています。要するに、食べる人を思う気持ちが詰まった一食なのです。

参加企業の思い


プロジェクトには、エコ・ライス新潟の豊永有さまも協力しています。彼は「地震の影響で食の力と人の温かさを知った。我々の活動がフードロスや健康問題などの大きな社会課題に対する解決策につながることを願い、学生たちの情熱を形にしたお弁当をぜひ味わって欲しい」と語っています。

イベント概要


  • - イベント名:学生団体NAMIMATI ヘルシー弁当1日限定販売
  • - 開催日時:2025年9月1日(月)
  • - ランチ:11:00~13:00
  • - ディナー:16:00~20:00
  • - 会場:藤沢駅「ODAKYU湘南GATE」1階正面入口(屋外)
  • - 販売商品:規格外野菜等を使用したヘルシー弁当
  • - 数量:数量限定、売り切れ次第終了

NAMIMATIの学生たちは、フードロス削減と栄養問題に取り組む中で、新たな食文化の創造を目指しています。地域の皆さんと一緒に、健康で持続可能な未来を築く一助となることを期待しています。


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会社情報

会社名
有限会社エコ・ライス新潟
住所
新潟県長岡市脇川新田町前島970-100
電話番号
0258-66-0070

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