透析患者向け旅行プラン
2025-08-27 13:49:03

透析患者向け新プラン!美食と宿泊を融合した旅行体験

透析患者向け新プラン!美食と宿泊を融合した旅行体験



全国で22の透析施設を展開する偕行会グループが、2025年8月から画期的な「旅行透析プラン」をスタートさせます。このプランは、名古屋の老舗料亭「なだ万」と「名古屋東急ホテル」との連携により、透析治療、グルメな高級懐石料理、そして宿泊体験を一つのパッケージとして提供するものです。

透析患者にとって、定期的な透析治療は欠かせないものです。通常、週に3回は透析を受けなければならず、旅行を計画する際にはさまざまな制約がつきまといます。特に国外から来る患者たちにとっては、それがさらなるハードルとなっていました。しかし、偕行会が提供するこのプランは、医療機関と飲食店、宿泊施設が手を組むことで、安心して楽しめる旅行体験を可能にしました。

医療的配慮を大切にした懐石料理



偕行会グループには、透析患者の栄養管理に長年携わってきた管理栄養士のチームがいます。このチームが監修した特別な懐石料理は、食塩を約40%もカットしながら、味わい深い料理として仕上げられています。透析患者の食事は、塩分やカリウム、リンなどの摂取制限があるため、これを踏まえた料理が必要です。

今回の懐石料理には、天ぷらや和牛、寿司など、日本を訪れる海外の方々に人気の和食が盛り込まれています。味付けに工夫を凝らし、だしや酸味を利用することで、薄味でも深い旨みを引き出しています。さらに、減塩しょうゆにだしを加えることで、塩分を抑えながらも満足感のある味わいを実現しています。

料理は、老舗料亭「なだ万」の料理長が手がけ、旬の食材を使って美しく仕上げられています。透析患者にも優しいメニューを心がける中、食べる喜びをお届けする工夫が随所に施されています。

透析治療のサポート体制



このプランでは、透析治療が必要な患者さんの旅行スケジュールに合わせて、午前開始と午後開始の2つの透析プランが用意されています。また、透析に必要な各種書類の準備支援に加え、治療中の通訳サポートも提供され、外国人患者の不安を軽減します。対応可能な言語は英語、中国語、インドネシア語、ポルトガル語、スペイン語の5言語です。

宿泊は名古屋東急ホテルで行い、ラグジュアリーな滞在と共に、なだ万の懐石料理を楽しむことができます。透析は名古屋市内の偕行会セントラルクリニックで行うため、エキスパートのサポートが受けられる安心感もあります。

料金については、透析治療費、宿泊費、懐石料理を含めて基本的にお一人様150,000円からの設定です。

偕行会グループの理念



偕行会グループは名古屋市を中心に、病院やクリニック、介護施設などを運営し、高品質な医療を患者に提供することを使命としています。近年では、国際医療にも力を入れ、外国人患者の受け入れも積極的に行っています。これまでに18,000人以上の外国人患者を受け入れており、医療の国際化が進む中で、偕行会は「世界に選ばれる医療機関」として、国際的な医療サービス提供にも注力し続けています。


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会社情報

会社名
偕行会グループ
住所
愛知県名古屋市中川区法華1-161
電話番号
052-352-1517

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