ID管理の新しい選択肢「Evidian Orbion」
株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)は、フランスに本拠を置くEvidenと提携し、新たにID管理・アクセス管理サービス「Evidian Orbion」の提供を開始しました。クラウドサービスの普及に伴い、企業が抱えるIDやアクセス権の管理がますます重要になっています。この背景には、増加するセキュリティリスクが影響しており、多くの組織がIDやパスワードの使い回しや不正アクセスの危険にさらされています。
「Evidian Orbion」は、これらのリスクを解決するために適切なID管理(IAM)を実現することを目的としたサービスです。IWIは従来、オンプレミス型の「Evidian IAM」を提供しており、組織のIDガバナンスや多要素認証、シングルサインオン(SSO)の導入を行ってきましたが、今回の新サービスはIDaaS(Identity as a Service)として提供されます。
このサービスには、企業が短期間で導入できる利点があります。初期投資を抑えつつ、素早く利用開始したい企業には最適な選択肢です。また、必要に応じてオンプレミス型の「Evidian IAM」を選ぶことで、より柔軟なカスタマイズが可能です。
生成AIによる効率化
「Evidian Orbion」には、IAMに特化した生成AIアシスタント機能が装備されています。このAI機能は、AIチャットボットとして自然言語での入力に応じた操作を自動的に行うことができます。例えば、従業員の入社や異動時に必要な権限の変更、特定の対象者に適用するルールの追加などを自動的に処理し、事務作業を大幅に効率化します。これにより、初めて「Evidian Orbion」を利用する企業でも、スムーズにIAM実施が可能となります。
IWIの役割と将来の展望
これまでIWIは、国内において初めて「Evidian Orbion」の取扱いを開始し、新たなパートナーシップの形成を進めています。これにより、組織のID管理のニーズに応じたさらなる支援を行っていく方針です。今後もIDとかかわるサービスの強化を図り、顧客にとっての最適なセキュリティ環境を整備し続けることでしょう。
Evidenは、強力な技術ポートフォリオとデータ駆動型のデジタル変革をリードしており、IWIとの協力により、日本市場にもその理念と技術を広めていくことが期待されます。こうした流れの中での「Evidian Orbion」の登場は、企業のIT環境に新風をもたらすとともに、より安全なデジタル社会の実現に向けた一歩となるでしょう。
企業の競争力を高める新サービス
IWIは1984年に設立され、以来安全であったキャッシュレス社会を実現するために、様々な技術革新を進めてきました。急速に変化するテクノロジーの中で、「Evidian Orbion」は企業が持続可能な成長を維持するための重要な役割を果たすと考えられます。この新サービスがもたらす利便性とセキュリティ強化の効果は、今後のビジネス環境での競争力向上に寄与してくれることでしょう。
お問い合わせ先
「Evidian Orbion」の詳細やサービスの契約에関するお問い合わせは、株式会社インテリジェント ウェイブ営業企画部までご連絡ください。