Cloudbaseが2025年度グッドデザイン賞を受賞
東京都港区に本社を置くCloudbase株式会社が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するもので、革新的なデザインや社会的意義のある製品・サービスが評価されます。Cloudbaseが提供するクラウドセキュリティプラットフォームは、特に専門知識が無いユーザーでも容易に使えるようにデザインされており、その点が高く評価されました。
Cloudbaseについて
Cloudbaseは、AWSやAzureなどのパブリッククラウドにおける設定ミスや脆弱性のリスクを事前に検出できる機能を持っています。今日、企業がクラウドサービスを利用する上で、セキュリティの必要性と脆弱性は増加し続けており、専門のセキュリティ人材が不足するなかで、多くの企業が対応に苦しんでいる現実があります。Cloudbaseは、この課題に挑戦し、誰でも簡単にリスクに対処できる方法を提供することで、企業のセキュリティ体制を強化することを目指しています。
サービスの特長
Cloudbaseのデザインコンセプトは「誰でもリスクを解決できること」を基に構築されており、リスクを検出し、優先順位をつけ、修復するまでの一連のサイクルを容易に行えるようにしています。このサイクルを繰り返すことで、企業のセキュリティ体制が強化され、開発スピードの向上も期待できます。ユーザーは数千のリスクの中から、緊急度の高いリスクを一目で把握でき、修復手順も明確に記載されているため、専門知識が無くても安心して作業ができます。
グッドデザイン賞の評価
グッドデザイン賞の審査委員からは、従来は専門家向けだったクラウドのセキュリティ管理が誰でも行えるように工夫された点が評価されました。特に、設定ミスによるトラブルやランサムウェアによる脅威が増える中、セキュリティ専門家を採用するのが難しい企業でも安心してリスク管理が可能になる提案がなされているのです。また、リスクの可視化のみならず、その解決のプロセスも示されることで、実用性が高いサービスとなっています。
デザイナーの想い
Cloudbaseのデザイン部門、成塚雅樹、鈴木裕平、中塚貴大のチームは、受賞の喜びとともに、これまでの努力を関係者全員に感謝しています。彼らは、テクノロジーとデザインの力で難解なセキュリティリスクを整理し、利用者が感じる不安を安心に変えることができるサービスを提供してきました。この受賞成果を新たなスタートとして、今後も顧客のニーズに耳を傾けながら、Cloudbaseの体験を向上させていくことを約束しています。
グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、1957年に設立された商品選定制度を引き継ぎ、日本のデザインの評価を促進する活動です。多くの企業や団体が参加するこの賞は、デザインを使って社会の問題解決を目指すものでもあり、受賞したプロダクトには優れたデザインの証である「Gマーク」が与えられます。
会社概要
Cloudbase株式会社は、2019年に岩佐晃也がエンジニアとしてのバックグラウンドを持ち創業したスタートアップ企業で、各クラウドプラットフォームのリスクを統合的に監視・管理するクラウドセキュリティサービスを展開しています。
- - 社名: Cloudbase株式会社
- - 代表取締役: 岩佐晃也
- - 事業内容: クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」の開発
- - 本社: 東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 2F
- - 設立: 2019年11月
- - 企業HP: Cloudbase