2023年4月、北海道北広島市に新たな認定こども園が誕生しました。その名も「キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園」、通称「キッズラボ ボールパークこども園」です。この園は、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントが推進する持続可能な街づくりの一環として、北海道ボールパークFビレッジ内に位置する唯一の保育施設です。
園の最大の特長は、幼稚園と保育所の両方の良さを取り入れた幼保連携型の作りになっている点です。この方式では、保護者の勤務形態に幅広く対応し、教育と保育が一体となったサービスを提供します。
園舎のデザイン
「キッズラボ ボールパークこども園」の園舎は、アートとテクノロジーを駆使したチームラボによって設計・デザインされました。遊びながら学ぶことを重視し、全身を動かしながら体験できる空間を創出します。子どもたちは様々な施設や遊具を通じて創造力を育むことができるのです。
北海道日本ハムファイターズとの連携
このこども園は、エスコンフィールドHOKKAIDOに隣接していることから、北海道日本ハムファイターズと密接に連携した保育活動が行われます。野球場を利用した環境で、子どもたちはプロ野球選手との交流や、球場内でのさまざまな体験を通じて、スポーツの楽しさを学ぶことができます。
食育への取り組み
さらに、敷地内に隣接するクボタが運営する農業学習施設と提携し、実際に農作物に触れる機会を設けることで、食育にも力を入れています。子どもたちは農業の現場に触れながら、食べ物の大切さや栄養について学んでいく予定です。
病児保育の実現
この園には、病気になった子どもを受け入れる病児保育が併設されています。北広島市で病児保育が設置されるのは初めての試みで、多忙な保護者にとって大変安心できるサービスとなるでしょう。これにより、家族の生活をサポートする役割が新たに増えます。
SDGsへの適応
さらに、この園ではSDGsを意識したさまざまな取り組みが行われます。子ども一人ひとりの主体性や多様性を尊重し、エネルギーや資源の大切さについて教育する機会を提供します。食べ物の重要性や持続可能な社会について学ぶことは、今後の未来を担う子どもたちにとって欠かせない要素となるでしょう。
施設概要
- - 名称: キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園
- - 構造: 木造平屋建て
- - 敷地面積: 約2500㎡
- - 延床面積: 約700㎡
- - 定員: 認定こども園74名+病児保育2名(予定)
- - 運営: キッズラボグループ(学校法人英進学園)
- - 開園日: 2023年4月1日
この新しい取り組みの場が、地域社会において必要不可欠な役割を果たせることを、私たちは心から願っています。
また、キッズラボ ボールパークこども園ではオープニングスタッフを募集中です。興味のある方は公式ホームページをご覧ください。詳細は、
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