廃漁網を再生するamuが新たなロゴとサイトを発表
宮城県気仙沼市を拠点に、廃漁網の回収・リサイクルに特化したamu株式会社が、2023年10月10日、コーポレートアイデンティティの刷新と新しいロゴの発表を行いました。「漁具から、価値の常識をひっくり返す。」をミッションとするこの企業は、廃棄物として扱われる漁網に新たな命を吹き込み、持続可能な製品を生み出しています。
新たなロゴは、同社が持つ強い意志と決意を象徴しており、シンプルでありながらも力強さを感じるデザインに仕上げられています。また、ロゴに込められたメッセージには「いらないものはない世界をつくる。」というビジョンが反映されています。このビジョンは、無価値とされていたものが新たな価値を持つ可能性を示唆しています。
新コーポレートサイトの特徴
amu株式会社はロゴのリニューアルに加えて、コーポレートサイトも大幅に改修しました。これにより、訪問者にとって分かりやすく、親しみやすいサイトを目指しています。特に、創業の地である気仙沼市内で撮影した素材を使用したキービジュアルが特徴で、地域性や企業アイデンティティを反映させています。
新サイトでは、製品ラインナップの更新も行われており、今後の事業内容やお知らせを随時発信していく予定です。このサイトを通じて、amuの目指す方向性や提供する製品の詳細がより伝わることを期待しています。
2024年FaW TOKYOへの出展
さらに、amuは2024年10月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO (ファッション ワールド 東京)」にも出展します。このイベントでは、新ロゴのステッカーが配布される予定で、来場者が新たなリサイクル素材である「amuca®マテリアル」のサンプルを振る舞うブースも設置されます。
訪れた方は、廃漁網から生まれた製品の魅力だけでなく、サーキュラーエコノミーの仕組みについても学ぶ機会が得られるでしょう。展示ブースでは、漁具由来の素材を用いたアップサイクル品の開発に関する相談も受け付けています。
次への展望
新コーポレートアイデンティティに基づき、amuはこれからも「革新」と「成長」を追求しながら、新しい地域の物語を紡いでいくことを目指しています。企業のビジョンである「いらないものはない世界をつくる。」を実現するために、社内での結束を一層深めて邁進してまいります。
会社概要
- - 社名: amu株式会社
- - 所在地: 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
- - 設立: 2023年5月
- - 代表取締役CEO: 加藤 広大
- - 事業内容: 廃漁網の回収・プロダクト開発・販売
今後も、「何も無駄にしない」という強い意志のもと、環境への貢献を続けていくamu株式会社から目が離せません。