目の前の進化、集合住宅のデジタル化を!
2023年11月15日、ついに「一般社団法人 集合住宅デジタル高度化協議会」の設立が発表されました。これは、住環境におけるインターネットの革新を進める新たな取り組みです。理事長には江崎浩氏が就任し、設立を記念する総会も盛況のうちに終了しました。
現在の課題と必要性
現代社会は47億人以上のインターネットユーザーを抱え、デジタル化が進展しています。特にコロナ禍において、在宅勤務やオンライン教育の需要が急増し、安定したネット環境の確保が急務となっています。しかし、集合住宅においては環境が通じるがゆえの困難が多く、個別の契約ができないケースも多々見受けられます。これにより、利用可能なサービスが制限され、劣悪な通信環境に悩まされている入居者が現実に存在するのです。
協議会の目的
このような課題を解決するため、協議会は集合住宅のデジタル環境を高度化し、すべての住民が快適にインターネットを利用できる社会の実現を目指します。この目標に向けて、様々な事業を計画・実施し、広く啓発や情報発信を行う予定です。具体的には、集合住宅に適した通信インフラの推進や、業界全体の連携を強化する施策を講じていきます。
活動内容の概要
協議会は、以下の4つの活動に重点を置きます。
1. 集合住宅のデジタル環境を向上させるための事業を企画・実施する。
2. インターネット環境の重要性を広めるための啓発活動を行う。
3. 日本における集合住宅を中心としたインターネット普及に向けた政策提言を行う。
4. その他の必要な事業を展開し、目的の達成へとつなげる。
略称とロゴ
協議会では、活動を分かりやすく伝えるために略称「CDEfC」を採用しました。この名称は「Consortium of Digital Enhancement for Condominium」の頭文字を取ったもので、一般的には「シーデック」と呼ばれています。また、新しいロゴは快適なインターネット環境を提供することを象徴し、業界内の連携と持続的な情報発信を意図したデザインになっています。
参画企業と団体
協議会には、発起人企業としてD.U-NET株式会社やNTTメディアサプライ株式会社など、業界の各社が名を連ねており、正会員として株式会社JCOMやKDDI株式会社等も参加しています。これにより、多くの企業と連携し、協議会の目的を達成するための力強い基盤が築かれています。
未来へ向けた一歩
集合住宅の住環境に革命をもたらそうとするこの新たな動きは、国民にとって非常に重要な意味を持ちます。快適なインターネット環境を整えることで、より良い生活を実現するための基盤が形成されることでしょう。今後の活動に注目が集まります。詳しい情報は
こちらからご確認ください。