近畿大学の研究成果報告会2024が福岡で開催
近畿大学産業理工学部が、地域貢献と産官学の交流を目的に開かれる「近畿大学産業理工学部研究成果報告会2024」に注目が集まっています。このイベントは、令和7年(2025年)2月20日(木)に福岡キャンパスで行われ、参加者はさまざまな研究成果を直接聞くことができます。
産業理工学部の独自性
産業理工学部は、5つの学科を持ち、それぞれの教員と大学院生による最先端の研究が発表されます。これにより異なる専門領域の知識が融合し、新たな研究活動が生まれる期待が高まっています。報告会では、先端技術や地域連携に関する多様なテーマが取り上げられ、参加者は学際的な議論を通じて新たな視点を得ることができるでしょう。
地域との連携
福岡県飯塚市を拠点に、近隣の嘉麻市や桂川町、そして地元企業との交流も大切にされています。これらの地域との包括協定に基づいて、産官学が一緒になって地域の未来を考えることが求められています。企業関係者や市の関係者も参加することで、実際のビジネスモデルや社会貢献活動へとつなげる機会が生まれるのです。
開催概要
- - 日時: 令和7年(2025年)2月20日(木)13:00~17:30
- - 場所: 近畿大学福岡キャンパス1号館1101講義室(福岡県飯塚市柏の森11-6)
- - アクセス: JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分
- - 対象: どなたでも参加可能(定員330人、入場無料、事前申込不要)
- - 問い合わせ: 近畿大学福岡キャンパス学生センター(TEL: 0948-22-5655)
プログラムの内容
報告会では、さまざまな研究成果が発表されます。以下は、一部のプログラムに関する詳細です。
- - 開会あいさつ: 13:00~13:10
- - 先端技術系の発表: 13:10~15:20
- 発表1: 中村理紗(大学院生)「次世代パワー半導体材料の研究」
- 発表2: 園田真由(大学院生)「脱炭素社会に向けたリチウムイオン電池開発」
- 発表3: 湯浅雅賀教授「亜鉛空気電池の研究」
- 発表4: 金島岳教授「半導体人材育成と実習環境整備」
- 発表5: 勝瀬郁代准教授「生成AIを使ったパーソナライズドラーニング事業」
- 発表6: 渕上貴代(講師)「仮設住宅の最近の動向」
- 発表7: 坂田裕輔教授「SDGsを活用した学生の実践」
- 発表8: 岩丸桜咲(大学院生)「織田廣喜美術館との連携ワークショップ」
- 発表9: 佐藤里紗(大学院生)「飯塚高校街なか学園祭の取り組み」
この報告会は、研究活動が地域にどのように貢献できるかを考える良い機会です。参加することで、最新の技術やプロジェクトに関与している研究者たちと直接話をし、地域活性化を図る新たなアイデアを得ることができるでしょう。若い世代にとっても良い刺激になることが期待されます。ぜひ多くの方の参加を呼びかけます。