持続可能な作業環境を実現する新製品『beacon type 2』誕生

持続可能な作業環境を実現する新製品『beacon type 2』

ユカワ化工油株式会社（本社：愛知県岡崎市）は、2025年4月より新たな水溶性切削油『beacon type 2』を販売開始しました。本製品は、透明切削油「beacon」の新シリーズとして、より安全で持続可能な作業環境の実現を目指す製品です。これにより、環境への配慮と作業者の安全性が同時に向上すると期待されています。

『beacon type 2』の特長

『beacon type 2』は、化学物質規制の強化を先取りし、安全な切削クーラントを実現しました。また、シリーズの中で最も低いCFP（Carbon Footprint of Product）を持っており、環境への負担を軽減する仕様です。ユカワ化工油社は2022年からGHGプロトコルScope1-3の排出量開示を進めており、2021年クリスマスに発表した『beacon』シリーズのLCA（ライフサイクルアセスメント）を実施し、持続可能性に関する評価を強化しています。

従来の『beacon』シリーズは、400件以上の顧客に採用され、「安心して使用でき悪臭がない」との評価を得ています。ユカワ社は、この評価をもとにさらに安全性を追求した新製品を投入しました。

作業者の安全を守る

切削油剤は、多種多様な化学物質が含まれるため、作業者にとって直接触れる機会やミストを吸い込むリスクがあります。最近の法改正により、事業所で使用する化学物質にはリスクアセスメントの実施が義務付けられており、これに応じた新しい規制への適合が求められています。『beacon type 2』は、労働安全衛生法や化審法、PRTR法においてリスクのある化学物質を配合していないため、皮膚刺激や吸入リスクを大幅に減少させます。

効率と持続可能性を両立

『beacon type 2』では、厳しい選考基準を設けた原料を使用し、製品の性能を継続的に提供できるように定期的な性状検査を行います。また、『beaconファミリー』の性能回復添加剤を活用することで、切削油剤の持続可能性を最大化する施策も行っていく予定です。これにより、エコフレンドリーな製造環境を確保し、作業の効率化を図ります。

キャンペーンの実施

新製品の発売を記念し、「beaconでもっときれいな現場をつくりましょう」キャンペーンが開始されます。期間中に申し込んだ30件に対し、最大2缶（36L）とクーラントシステムの洗浄剤C-tubeを無償提供します。詳細はユカワ化工油のウェブサイトに掲載される予定です。

最後に

ユカワ化工油株式会社は、持続可能性を重視しながらも、品質と効率を両立させる製品開発を続けていきます。『beacon type 2』を通じて企業や作業者に安心して使用できる製品を提供し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。

ユカワ化工油の更なる最新情報は、公式ウェブサイトで随時更新される予定です。今後の展開にもぜひご注目ください。