IGPIグループ、組織改革で新たな可能性を探求
株式会社IGPIグループは、2023年10月1日から持株会社体制に移行し、社名を「株式会社経営共創基盤」から「株式会社IGPIグループ」に変更しました。この体制変更により、組織全体の事業探索力強化を図ると同時に、経営業務の深化を目指します。
組織体制の背景
IGPIグループは、2007年の設立以来、「企業価値創造」は経営に根ざしているとの確信のもと、長期的なコミットメントと資金投資を推進してきました。この組織は、産業再生機構から集まった専門家たちによる、ハンズオン型のコンサルティングと実践を通じて、経営の質を高めてきました。現在は、国内外において幅広いビジネスチャンスを追求し、探索と発見に基づいた事業モデルの発展を目指しています。
持株会社体制の変更による利点
今回の持株会社体制への移行は、組織の意思決定の柔軟性と迅速性向上を目的としています。これまでは、コンサルティング業務と投資管理機能が一体となっていましたが、今後はこれらの機能を分離し、「株式会社IGPIグループ」は探求投資とグループ統括に特化した純粋持株会社となります。新たに設立された「株式会社経営共創基盤」では、コンサルティング事業及びマイノリティ投資のさらなる深化を目指し、経営の本質に迫る活動を進めていく予定です。
経営の新たなパラダイムに貢献
IGPIグループは、「経営を共に創る基盤」として、社内外の真の経営人材との連携を強化し、共創の活動を進める姿勢を見せています。この目的は、経営と経済における新しいパラダイムの構築という大きなビジョンの実現に貢献することです。
組織の概要と事業内容
IGPIグループは、発足当初から企業価値向上に向けた戦略やガバナンスを構築・推進してきました。本社は東京都千代田区丸の内に位置し、代表取締役CEOの村岡隆史が指揮を執っています。自らの経験とネットワークを基に、日本及びアジア、オーストラリアに拠点を置き、コンサルティング、マイノリティ投資を実施。また、地域経済の持続的成長を目指すマジョリティ投資や事業経営にも積極的に関与しています。
今後の展望
持株会社体制への移行を果たしたIGPIグループは、経営支援のフェーズを新たに進化させるとともに、組織全体のシナジーを最大限に活かした事業活動を展開する予定です。次世代の経営における新たなアプローチを創造し、幅広い視点からの価値提供を通じて、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。
このように、IGPIグループの組織再編は、単なる社名変更にとどまらず、企業全体の意義と行動を大きく変えていくものとなるでしょう。