自動車デザインの未来を見つめる『Car Styling Vol.2』
株式会社三栄が2025年12月23日に発売する『Car Styling Vol.2』は、昨年3月に復活した同誌の第2号です。この特集号は日本語と英語のバイリンガル仕様となっており、BEV(バッテリー電気自動車)の急成長と共に進化する自動車デザインの重要性に迫ります。
デザインの役割がますます重要に
近年、自動車業界は革新的な技術とデザインが求められる時代に突入しました。特にBEVの普及により、デザインの役割が以前にも増して重要視されています。『Car Styling Vol.2』では、クルマのデザインという視点から、その意義や意図を再考し、詳細に分析する取り組みがなされています。
特集内容の紹介
1. ジャパンモビリティショー2025 コンセプトカー解説
本号の第1特集では、2025年10月に開催されたジャパンモビリティショーで発表された数々のコンセプトカーが取り上げられます。特に注目なのは、トヨタの新ブランド「センチュリー」として登場したセンチュリークーペ。これまでにないデザインの魅力を探る内容です。さらに、マツダの「ビジョンX-コンパクト」や、中国XIAOMIの新型「YU7」なども詳しく解説します。
2. ブランドとデザイン
第2特集では、各自動車メーカーのデザイントップによるインタビューが掲載されています。レクサス、ダイハツ、スバルなど、著名なデザイナーたちが自社のブランドデザインへの思いを語ります。特に、マツダの「魂動(こどう)デザイン」の進化に関する考察は興味深いものとなるでしょう。
3. フェラーリ849テスタロッサのデザイン
また、フェラーリ849テスタロッサに関する特集も見逃せません。ミラノで行われた発表会の現場から、デザインを手掛けたフラビオ・マンツォーニ氏への独占インタビューが掲載され、車のデザイン哲学について触れられています。
『Car Styling Vol.2』は、これらのテーマを通じてデザインの奥深さを伝えるだけでなく、車好きな読者にとっての必読アイテムとなるでしょう。また、この号ではデザイン解析に基づいた各車の魅力を最大限に引き出しており、視覚的にも楽しませてくれる内容となっています。
発売情報
『Car Styling Vol.2』の定価は4,500円(税込)で、JANコードは9784779653568。詳しい情報は三栄の公式ウェブサイト(
san-ei-corp.co.jp)で確認できます。自動車デザインの進化を追った本書は、多くのモーターファンに新たな視点を提供することでしょう。
今後の自動車のデザインがどのように変化していくのか、その一端を知るための貴重な資料となること間違いありません。自動車デザインの未来について考えるための実用書として、ぜひチェックしてみてください。