新たな勘定系ソリューション「AMP-Banking」が金融業界に革新をもたらす

新しい金融ソリューション「AMP-Banking」の登場



株式会社ebsは、関連会社の株式会社アーネスト・コリアによって開発された、最新の勘定系ソリューション「AMP-Banking」を2023年4月17日より販売開始することを発表しました。この製品は、お客様にソースコードを開示し、関連技術の移転を行うことで、業務機能において高い柔軟性を提供します。

「AMP-Banking」の特徴



「AMP-Banking」には、いくつかの特筆すべき特徴があります。まず、最新のIT技術が駆使されており、Pure Java環境で動作することが可能です。また、オンプレミス及びクラウドの両方で利用でき、APIやPlug-Inの活用も可能です。さらに、パラメータやルール方式を採用しており、高い業務の網羅性を誇ります。主な機能としては、預金、融資、送金、貿易、資金証券管理、Debit Cardの取扱いや会計機能、AMLやFATCA対策などが含まれます。

次に、各種マルチ機能を有しており、国、銀行、税制、会計、言語、通貨、カレンダー、タイムゾーンに対応しています。これは、国際的な金融ビジネス展開をサポートする強力なツールとなるでしょう。

また、業務に応じたコンポーネントやパラメータ設定が豊富にでき、個別の利率や手数料設定も行える点も魅力です。さらに、業務関連機能のソースコードが開示され、関連技術の移転が行われる点は、ユーザーにとって大きなメリットと言えます。

トライアル版の提供



「AMP-Banking」では、各種機能を事前に確認できるトライアル版も提供されています。このトライアル版を利用することで、導入前に求められる機能の適合性をしっかりと検証し、開発リスクを軽減しつつ迅速な導入を進められます。従来の欧米系製品に比べ、邦銀の業務仕様やプロセスに親和性が高いシステム構造を採用しているため、日本市場でもスムーズに導入が進むことでしょう。

今後の展望



株式会社ebsは、今後3年間で「AMP-Banking」の導入を15サイト程度を目標にしています。さらに、成長が著しいアジア地域を対象とした個人ローン向けの「AMP-InstFinance」や、国内外のシンジケートローンを対象とした「AMP-SyLoan」の開発を進めており、順次リリースされる予定です。

「AMP-Banking」は、金融事業の根幹を支える勘定系システムに革新をもたらし、従来にはない機動性、拡張性、優位性を兼ね備えたソリューションとして、多くの金融機関のビジネスを支えていくことでしょう。今後の展開に益々期待が高まります。

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