インドネシア初出店
2025-11-28 14:36:15

ラー麺ずんどう屋、インドネシアで新たな一歩を踏み出す

ラー麺ずんどう屋、インドネシアに進出



トリドールグループの「ラー麺ずんどう屋」が、インドネシア初の店舗を開店した。この出店は、同社が掲げる「From Himeji to the World.」という理念のもと、世界中の人々に食の感動を届けるための一環として実現した。具体的には、2025年11月27日にジャカルタのガンダリアシティモール内にオープンした。このオープニングセレモニーには、ラー麺ずんどう屋の開発責任者や代表取締役社長が出席し、開店を祝った。

「ラー麺ずんどう屋」の特長



2002年に兵庫県姫路市で創業した「ラー麺ずんどう屋」は、独自のスープ製法と自家製麺で人気を博し、現在では日本国内に108店舗、中国の上海にも5店舗を展開している。これまで培ってきた技術によって、濃厚でありながらスッキリとした後味のラーメンを追求している。

インドネシア市場への挑戦



インドネシア市場への進出は、同ブランドにとって大きな挑戦である。多様な民族や文化が共存するこの国は、新たな味覚と食文化の融合を目指すラー麺ずんどう屋にとって、刺激的な舞台となる。特に、ハラール認証を取得したメニューを提供することで、現地の顧客に安心して楽しんでもらえるよう配慮している。

ラー麺ずんどう屋のラーメン
これに伴い、特に注目すべきは、「シルキー鶏白湯ラーメン」である。このラーメンは、鶏の旨みを最大限に引き出し、滑らかでありながら濃厚さとスッキリ感を両立させる一杯だ。また、透明であっさりした『鶏清湯ラーメン』や、ベジタリアン向けの『リッチキノコラーメン』など、多様なオプションも展開している。

成功への背景



ラー麺ずんどう屋のインドネシア出店には、同グループの「丸亀製麺」の成功した実績が背景にある。「MARUGAME UDON」は2013年にインドネシアに初出店し、現在では137店舗を展開中である。この実績を土台に、現地フランチャイジーであるスリボガグループと連携し、ラー麺ずんどう屋の魅力を広めることを目指している。

ラーメンの未来に向けて



インドネシア市場は、若い中間層の拡大が顕著であり、ラー麺ずんどう屋はこのターゲット層に向けたマーケティングを展開している。今後の展開を通じて、ラー麺ずんどう屋は、インドネシアの食文化と共鳴し、本格的な日本のラーメンを日常的に楽しめるスタイルを確立していく考えだ。代表取締役社長の馬場紳介は、「インドネシアへの出店は、私たちの挑戦の集大成であり、今後も世界中での出店を目指して進化し続ける」と語った。

店舗のデザインは「MATSURI」をテーマに、日本の祭りの雰囲気を漂わせる。赤と黒の力強い色調と木の温もりを融合させ、快適な空間を演出している。

店舗情報


  • - 店舗名: ZUNDO-YA Gandaria City Mall
  • - 所在地: Gandaria City Mall Lantai LG unit L 101, Jakarta
  • - オープン日: 2025年11月27日
  • - 営業時間: 10:00~22:00
  • - 席数: 78席
  • - 面積: 約120㎡

ラー麺ずんどう屋は、今後も「食の感動体験」を追求し続け、国内外での成長を目指す。インドネシアでのチャレンジはその第一歩であり、さらなる展開に期待が寄せられる。


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会社情報

会社名
株式会社トリドールホールディングス
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ 19階
電話番号
03-4221-8900

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