日本CTO協会、新理事に泉氏・梶原氏が就任
一般社団法人日本CTO協会が、2024年9月6日付で新しい理事に泉雄介氏(株式会社UPSIDER VPoE)と梶原大輔氏(株式会社GENDA 執行役員 CTO)が選任されたことを発表しました。この任命は、協会の発展を目指すものであり、両氏の経験と専門知識が期待されています。
新理事の紹介
泉 雄介氏
泉氏はアメリカの音楽大学を卒業し、その後メディア制作会社で作曲家としてのキャリアを積みました。そして、システム開発に転身し、モルガン・スタンレーやディー・エヌ・エーでのプロジェクトに従事しました。特に、ディー・エヌ・エーではゲームプラットフォームやヘルスケアサービスの開発をリードし、さらにラクスルの取締役CTOを務めた後、UPSIDERに参加しました。
泉氏はこの任命に対し、「日本CTO協会の理事として貢献できることを光栄に思っています。これまで多くの方々に支えられ、また理事になることでさらなる恩返しをしたいと考えています。」と意気込みを語りました。彼は特に、ソフトウェア技術が産業の再構築に重要な役割を果たすと考えており、日本のIT業界が直面する課題に対して積極的に取り組んでいく意向を示しています。
梶原 大輔氏
梶原氏は2006年にヤフー株式会社へ入社し、2007年にはグリー株式会社に移籍、2014年には執行役員に昇進しました。そして、2021年には株式会社GENDAに入社し、CTOに就任しています。最近ではGENDA GiGO Entertainmentにおけるテクノロジー戦略の強化に貢献しています。
「この数年間で、テクノロジーの進化スピードは加速しており、特にエンターテイメント業界においてデータ活用が重要な役割を果たしています。私たちの業界でも、データに基づく戦略により、数億円規模の売上改善を達成しています。」と梶原氏は語ります。そして、彼は日本CTO協会での活動を通じて、より多くの人々がテクノロジーを利用して自己変革を遂げる環境をつくりたいと意欲を燃やしています。
日本CTO協会について
日本CTO協会は、2019年9月に設立され、日本を高い技術力を持つ国にすることを目指しています。主な活動内容は、DX企業の基準構築や、コミュニティの運営、調査・レポート作成です。協会はさまざまな変化する環境に対応し、自己変革を促進し続けることに重きを置いています。また、テクノロジーの活用によって新たな価値創造と持続可能な発展を実現することを目指しています。
新理事の就任により、日本CTO協会が一層の発展を遂げ、日本のIT業界に貢献することが期待されています。今後の活動にもぜひご注目ください。