作業の力と社会変革
2024-08-21 16:44:12

社会を変革する作業の力を考える第27回学術大会の魅力

第27回日本作業科学研究会学術大会



文京学院大学が主催する第27回日本作業科学研究会学術大会が、2024年9月7日と8日に、埼玉県ふじみ野市の同大学ふじみ野キャンパスで開催されます。大会長を務めるのは、同大学保健医療技術学部作業療法学科の西方浩一教授です。この大会は「作業と社会変革」をテーマに、作業が人々の生活やコミュニティに与える影響について多角的に議論する場となります。

大会の目的


日本作業科学研究会は、2006年に設立以来、作業科学に関する研究や教育の最新トピックを広めることを目的に活動してきました。今回の学術大会では、個人から地域、さらには社会全体への視点を取り入れ、利用者とサービス提供者との相互作用を深く考察し、不平等の改善や作業的健康の促進に向けた展望を描きます。

大会の概要


  • - 会期: 2024年9月7日(土)~8日(日)
  • - 場所: 文京学院大学ふじみ野キャンパス(埼玉県ふじみ野市亀久保1196)
  • - 大会長: 西方浩一教授(文京学院大学)
  • - 主催: 日本作業科学研究会
  • - 参加費: 両日共に必要

9月7日のプログラム


  • - 基調講演: Ryan Lavalley(University of North Carolina at Chapel Hill)による『Fostering Social Transformation with a Pragmatic Imagination 現実的発想をもとにした社会変革の育み』
  • - 一般演題発表: 作業に関する最新の研究成果を発表

9月8日のプログラム


  • - 記念講演: 髙島理沙(北海道大学)による『作業の文脈をデザインする:共創と参加型研究によるエンパワーメントと社会変革』
  • - 体験型ワークショップ: 各種活動を通じて作業の力を考える

ワークショップの内容


特に注目されるのは、9月8日に開催される体験型のワークショップです。このワークショップでは、実際に行動を通じて「作業の力」を探ることを目的としており、ユニバーサル野球やフリーコーヒー、アート活動など多様なプログラムが用意されています。

ユニバーサル野球


講師の中村哲郎氏が提供するこのプログラムは、年齢や性別、障がいの有無に関わらず参加できるユニバーサル野球盤を用いた活動です。この活動を通じて、参加者は応援の重要性や心の温かさを学ぶことができます。

フリーコーヒー


関根健一氏が担当するフリーコーヒーのプログラムは、商店街の一角で行われており、多くの人々が集まる場を提供します。ここでは、偶然の出会いや交流が生まれることで、社会的なつながりが深まります。

HAMU LAB<アート>


最後に、HAMU氏が率いるアート活動『HAMU LAB』では、地域の人々が自由に参加できるアート表現を通して、共同体の価値を再確認します。この活動は、異なる背景や性質を持つ人々の共存が新たな創造性を生み出すことを目指しています。

まとめ


第27回日本作業科学研究会学術大会は、作業の力を通じて社会変革を促進し、参加者同士の意見交換やディスカッションが行われる貴重な機会です。これからの社会を考える上で重要なこの大会に、ぜひご参加ください。詳しい情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。


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文京学院大学
住所
東京都文京区向丘1-19-1
電話番号
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