アナログ・デバイセズ新センサー
2021-01-12 15:00:04
マウザーがアナログ・デバイセズの新センサーを取り扱い開始!
マウザー、アナログ・デバイセズの新センサーを発表
半導体および電子部品の正規代理店であるマウザー・エレクトロニクスは、アナログ・デバイセズ社の高性能なマルチモーダルセンサー「ADPD4100」と「ADPD4101」の取り扱いを開始しました。これらの製品は、特に健康関連の用途に最適化されており、シングルエンド方式と差動方式に対応した柔軟な入力多重化機能を持っています。
高性能なセンサーフロントエンド
「ADPD4100」と「ADPD4101」は、高い性能を誇るセンサーフロントエンドとして設計されており、非同期変調干渉による信号の破損やずれを補正することが可能です。このため、従来必要だった光学フィラーや複雑なDC干渉除去回路を排除することができ、設計がシンプルで効率的になります。なお、アナログコアは1.8V、デジタル入力/出力は1.8Vおよび3.3Vに対応しています。
健康モニタリングに最適
特に、これらのセンサーは最大4つのLEDドライバーを利用できるため、心拍数のモニタリングや血圧推定、心拍数のばらつきの測定、および体組成の計測などにおいて非常に有効です。合計8つの入力チャネルを備え、さまざまな運用モードに対応しているため、インダストリアルモニタリングや在宅療養患者の健康監視、さらにはフィットネス用のウェアラブルモニターとしても利用できます。
EVAL-ADPD4100Z-PPG評価ボード
マウザーでは、これらのセンサーに対応したEVAL-ADPD4100Z-PPG評価ボードも提供しています。このボードは、個別に制御可能な緑色LEDを3点、赤色LEDを1点、赤外線LEDを1点搭載しており、シンプルな光学設計によりバイタルサインのモニタリングには最適です。また、Wavetoolの評価ソフトウェアを利用することで、低レベルレジスターへのアクセスや高レベルのシステム設定が可能となっています。さらに、EVAL-ADPDUCZプロセッサーボードを使用することで、USBやBluetooth技術を通じてPCにワイヤレス接続し、データのログ取得やプログラミングが行えます。
アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは、高性能なアナログ技術を中心に、センシング、測定、電力出力などの分野で多くの課題を解決してきた企業です。彼らの技術は、実世界とデジタル世界をインテリジェントに接続することを可能にし、ユーザーが自らのニーズに合わせた技術を開発できるよう導いています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます(http://www.analog.com)。
マウザー・エレクトロニクスの強み
マウザー・エレクトロニクスは、バークシャー・ハサウェイのグループ企業で、世界中の電子設計エンジニアとバイヤーに向けて多くの製品を提供しています。幅広いメーカーの製品を取り扱い、顧客サポートも現地の言語や時間帯に応じて行っています。最新の物流センターを通じて、223カ国以上のお客様に製品を迅速に配送する体制を整えています。詳しくは(http://www.mouser.jp)をご覧ください。
このように、マウザーが新たに取り扱いを開始した「ADPD4100」と「ADPD4101」は、多様な健康モニタリング用途において新しい可能性をもたらす注目の製品です。
会社情報
- 会社名
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Mouser Electronics, Inc.
- 住所
- 1000 N. Main Street Mansfield, TX 76063-1514 USA
- 電話番号
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