日登地区の魅力を紡ぐプロジェクト
島根県雲南市の日登地区では、地域の魅力を広め、人々をつなぐ新しいプロジェクトが始まります。4月1日からクラウドファンディングがスタートし、「日登魅力本」という冊子を制作します。このプロジェクトは、女性たちがリーダーシップをとり、地域の未来を切り開こうとするものです。
日登地区について
日登地区は、雲南市内の美しい山間に位置する人口約1,300人の農村地帯です。この地域は、近年の人口減少と高齢化の課題に直面していますが、同時に移住者も増えており、地域の活性化が進んでいます。特に、小学校の児童数は令和元年から令和5年にかけて55名から76名へと増加し、20年前の水準に戻る喜ばしい変化が見られます。
プロジェクトの背景
「女性の力で移住者と地域を繋ぐプロジェクトチーム」が発足し、地域の魅力を効果的に発信するための手段として「日登魅力本」の制作を決定しました。この冊子は、地域の歴史や教育、移住者の声を取り入れた内容で構成されています。
具体的な取り組みは
「日登魅力本」は、3つの章からなります。
1.
郷土の偉人 - 初代日登中学校校長の加藤歓一郎氏や、農業分野で名を馳せた地域の人々を紹介。教育の重要性を再認識しています。
2.
移住者と寺領小学校 - 移住者の体験談や、地域の小学校での「食と農」の取り組みを反映させます。
3.
日登地区女性グループ - 地域内で活躍する23の女性グループを取り上げ、彼女たちの活動を広めます。
このようにして、地域の魅力を多方面から引き出し、多くの人々に発信することが目指されています。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトの進行には、安定した資金が必要です。目標金額は200,000円で、この資金が編集・制作や印刷費用に使われます。特に、2,000円以上の寄付者に対しては感謝の気持ちを込めて「日登魅力本」を贈呈します。
プロジェクトは、2025年4月1日から4月30日まで実施されますので、ぜひこの機会に地域貢献にご協力ください。
最後に
「日登魅力本」は、地域の魅力を再発見し、移住希望者が地域に関心を持つきっかけになることを意図しています。日登地区の健康的な未来を築くために、多くの人とのつながりを深めたいという願いが込められています。今こそ、私たちの手でこの素晴らしい地域を育てていく時です。皆さまの温かいご支援をお待ちしております!