DRCサヴィルズがアジア市場へ本格進出、ウィリンガム氏を新たに迎え入れ

DRCサヴィルズ インベストメント マネージメント、アジア市場へ進出



2022年9月20日、DRCサヴィルズ インベストメント マネージメント(以下、DRCサヴィルズIM)は、スティーブ・ウィリンガム氏をアジア統括ヘッドとして新たに迎え入れたことを発表しました。ウィリンガム氏は香港を拠点とし、DRCサヴィルズIMのマネージングパートナーであるデイル・ラタンツィオ氏に報告します。正式に業務を開始するのは2023年11月の予定です。

この人事は、DRCサヴィルズIMがアジア地域でのエクイティ投資を拡大し、デット投資へのさらなるコミットメントを強化するための一環です。ウィリンガム氏は、各国の投資チームと協力し、プロジェクトのオリジネーションやトランザクション、アセットマネジメント業務を推進する役割を担います。

彼は不動産業界で20年以上の経験を持ち、前職ではHSBCにおいてインフラ・不動産関連のイベントファイナンスの共同ヘッドならびにEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)不動産ファイナンス部門のヘッドを務め、自身のキャリアで数多くの重要なポジションを歴任してきました。

ウィリンガム氏は次のようにコメントしています。「DRCサヴィルズIMは、グローバル不動産業界で高い評価を得ている企業であり、素晴らしい実績を誇っています。私はアジア地域での業務拡大に尽力し、投資家のニーズに応えていくつもりです。」

一方で、デイル・ラタンツィオ氏は、「ウィリンガム氏は不動産に関する豊富な知識と経験を持っています。その中でも、特にデット投資に関する専門性は、当社のアジア市場における商品の提供および顧客関係の強化に不可欠です。」と述べています。

さらに、サヴィルズIMのCEOアレックス・ジェフリー氏は、「ウィリンガム氏の参加を非常に嬉しく思います。アジア地域は今後も重要なマーケットであり、その成長が期待されます。彼が持つデット投資とアセットマネジメントの実績が、弊社のアジアプラットフォームのさらなる拡大に貢献することでしょう。」と期待を寄せています。

サヴィルズ インベストメント マネージメントの概要



DRCサヴィルズインベストメントマネージメントは、アムステルダム、バンコク、フランクフルト、ロンドン、シンガポールなど、多くの地域に事業所を持つグローバルな不動産投資運用会社です。2022年3月31日時点での運用資産は269億ユーロに達しています。

また、同社はUKの有限責任事業組合であり、様々な国の金融規制機関により認可されています。DRCサヴィルズIMは特に商業不動産デット投資の分野で業界を代表する企業として知られています。

ウィリンガム氏の加入は、アジア市場での競争力をさらに高める重要な一歩として、多くの期待が寄せられています。今後、彼がどのようにDRCサヴィルズIMの成長戦略を進めていくのかに注目です。

会社情報

会社名
サヴィルズ インベストメント マネージメント アジア リミテッド 日本支店
住所
東京都港区麻布台1-11-9BPRプレイス神谷町3F
電話番号
03-6983-2460

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