感動の瞬間!第19回全国学校給食甲子園の優勝
2024年12月8日、東京の女子栄養大学駒込キャンパスで開催された第19回全国学校給食甲子園で、石川県立明和特別支援学校が殊勲の優勝を果たしました。この大会は、全国の学校給食に携わる栄養教諭や調理員が地場産物を活かした栄養バランスの取れた給食献立を競う年に一度の大イベントです。
優勝したのは、学校栄養職員の岡春菜さんと調理員の岩岸美加恵さんのペア。彼女たちは、全国から1,051校が応募した中で頂点に立ち、深紅の大優勝旗を手にしました。石川県からの優勝は、2006年の第1回大会以来、実に8回目の決勝出場で、特にこの優勝は県にとって大きな意味を持ちます。これまでに子供審査委員特別賞や各特別賞を受賞してきた石川県ですが、この度の優勝は初めての快挙です。特別支援学校による優勝も、全国大会史上初の出来事となります。
審査結果と受賞者の発表
大会の結果、以下のような受賞が発表されました:
- - 【優勝(藤江賞)】石川県立明和特別支援学校の岡春菜(学校栄養職員)と岩岸美加恵(調理員)のペア。
- - 【準優勝(武蔵エンジニアリング賞)】香川県高松市立香南学校給食共同調理場の谷西真理子(栄養教諭)と森下貴子(調理員)。
- - 【大村智特別賞】富山県高岡市立野村小学校の濱屋佳美(栄養教諭)と上田裕子(調理員)。
- - さらに特別賞や優秀賞は全国様々な学校から受賞者が出ています。
優勝を果たした石川県の岡さんと岩岸さんは、表彰式において感激の表情を浮かべ、「この栄冠を支えてくださった全ての方に感謝します」と語りました。このコメントからも、彼女たちの努力と情熱が感じられます。
全国学校給食甲子園とは
「全国学校給食甲子園」は、毎年全国から参加者が集まり、独自の給食メニューを披露する大会です。参加者たちは、地域で生産される食材を用いて、栄養バランスを考えた献立を実際に調理し、競い合います。これにより、食育の大切さや地域食材の認知度向上を促進することを目的としています。
公式サイトでは過去の受賞者や献立を確認することができますので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
公式サイトはこちら
大会の様子や受賞した皆さんの献立の詳細に関するレポートもぜひお楽しみに!この大会を通じて、全国の学校や地域社会が一層明るく、健康的に成長していくことを期待しています。