新たに始まる『クリマニュース』に注目
2025年10月、KlimaDAO JAPAN株式会社は、ReFi Japanと共同で新しいニュースレター『クリマニュース』を立ち上げることを発表しました。このニュースレターは、カーボンクレジット市場や再生金融(ReFi)に関連する最新情報を提供し、気候変動に対する取り組みを広く紹介することを目的としています。監修には、Ethereumエコシステムに精通したFracton Venturesが加わります。
クリマニュースの魅力
このニュースレターは、毎週火曜の朝に配信予定で、特にこれまで「ReFiニュースレター」を購読していた方には引き続き情報をお届けする方式を採用します。クリマニュースは国際的なトレンドと国内市場の知見を結びつけ、読者に充実した内容を提供します。これにより、気候変動に関するリテラシーを深め、具体的なアクションを促すことを目指します。
気候変動とデジタル化
最近、国連開発計画(UNDP)は「Digital4Climate」フレームワークを発表し、ブロックチェーン技術の導入を通じてモジュール型の相互運用可能なカーボン市場を構築する方針を示しています。この動きにより、各国政府がブロックチェーン技術を積極的に取り入れることが期待されており、カーボンクレジット市場のデジタル化が進展しています。
CADT(Climate Action Data Trust)は、透明性の高いクレジットデータの共有を実現するためにブロックチェーンを活用しており、VerraもS&P Globalのメタレジストリを取り入れることで市場の透明性を向上させています。これによって、カーボンクレジットの取引がより効率的かつ安心して行える環境が整いつつあります。
ReFi(再生金融)の注目
ReFiという新しい金融の概念は、気候変動対策以外にも自然資本の保全や社会的価値の創出に広がりを見せています。このアプローチは持続可能性と金融的仕組みを結びつける重要な手法として注目されており、KlimaDAO JAPANはこの潮流を日本に紹介する役割を担っています。
ニュースレターの内容
『クリマニュース』では、以下のテーマに焦点を当てる予定です:
- - 国内外のカーボンクレジット市場や気候変動対策に関連する最新情報
- - 世界及び国内でのReFi動向
- - 気候変動や社会的課題におけるブロックチェーン活用の具体事例
- - 分散型技術やWeb3の最新情報
本ニュースレターは単なる情報提供に留まらず、日本市場と国際的な潮流をつなぐ知識のハブとして機能することを目指しています。
Fracton Venturesの関与
Fracton Venturesは、Ethereumエコシステムに特化した企業であり、ブロックチェーンが気候変動や社会的問題解決にどのように寄与できるかを伝えています。この豊富な知見を基に、読者に対して有益な情報を提供するのが『クリマニュース』の大きな魅力です。
最後に
KlimaDAO JAPANは、Web3技術を用いた気候変動対策の専門コンサルティングを行う「Klima Research Institute(KRI)」と連携しながら、本ニュースレターの分析と編集にも注力しています。気候変動対策についての理解を深め、実際の行動へとつなげるために、皆様の参加をお待ちしております。
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