建築業界におけるインクルーシブデザインと合理的配慮:リスク回避と企業ブランディングの両立
2024年4月1日、障害者差別解消法改正に伴い、建築業界では既存建築物の見直しや新たな設計への対応が急務となっています。合理的配慮の提供義務化により、アクセシビリティの確保は法的にも必須となり、企業にとってリスク管理と同時に、企業イメージ向上のための大きな機会でもあります。
株式会社STYZが運営するインクルーシブデザインスタジオCULUMUは、この課題に対し、多様な人々にとって使いやすい建築空間を創造するインクルーシブデザインを推進しています。11月29日(金)16時より、同社主催のオンラインセミナー「インクルージョンを通じて、建築業界における合理的配慮に伴うリスク回避と企業ブランディングの両立を目指すには?」が開催されます。
セミナー内容:リスク軽減とブランド価値向上
本セミナーでは、建築物におけるアクセシビリティの確保、合理的配慮の提供、そしてそれらを実現するためのインクルーシブデザインの重要性について解説します。具体的には、以下の内容が網羅されています。
建築物アセスメントとリスク管理: 既存建築物や新規建築物におけるアクセシビリティの課題を洗い出し、法令遵守とリスク軽減のための具体的な対策を学びます。
日本のインクルージョン推進の歴史: ユニバーサルデザインの進展や社会全体のアクセシビリティ向上に向けた取り組みの歴史的背景を理解することで、今後の展望を明確にします。
合理的配慮に関する裁判訴訟事例: 過去の事例を通して、法的リスクと適切な対応方法を学びます。
インクルーシブデザインの実践: 多様な人々のニーズを設計に反映させるインクルーシブデザインの手法を学び、実践的なスキルを習得します。
企業ブランディングへの効果: インクルーシブデザインを推進することで得られる、企業イメージ向上やCSR活動強化といったメリットを解説します。
誰のためのセミナー?
本セミナーは、建築業界のプロフェッショナル、特に以下の様な方々にとって有益な情報が満載です。
建築設計者、物件企画担当者
既存物件の改修や新規プロジェクトに関わる方
不動産オーナーや管理会社の担当者
ユニバーサルデザインやインクルーシブデザインに関心のある建築関係者
多様性に配慮した建築物づくりを目指す方
建築訴訟リスクについて知識を深めたい法務担当者
登壇者:佐藤徹氏(インクルーシブデザインスタジオCULUMU)
セミナー講師は、インクルーシブデザインスタジオCULUMUの佐藤徹氏。デジタルマーケティング、医療機関勤務を経て、現在は企業向けにSDGs、CSR/CSVに関するコンサルティングや新規事業開発を支援しています。多様な分野での経験から、実践的な視点に基づいたセミナー内容が期待できます。
株式会社STYZとCULUMU
株式会社STYZは、「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」をミッションに掲げ、ドネーションプラットフォーム、インクルーシブデザイン&エンジニアリング、システム開発&エンジニアリングの3事業を展開しています。CULUMUはその中のインクルーシブデザイン&エンジニアリング事業として、高齢者や障がい者、外国人、マタニティ、Z世代など、多様なユーザーと共創することで、よりインクルーシブな社会の実現に貢献しています。
セミナー概要
主催: 株式会社STYZ/インクルーシブデザインスタジオCULUMU
開催方法: オンライン(Zoom)
日時: 11月29日(金)16:00~17:00
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参加費: 無料
まとめ
改正障害者差別解消法を機に、建築業界におけるアクセシビリティの確保は、もはや企業の社会的責任として不可欠です。本セミナーは、法令遵守と同時に、企業ブランディングの向上をもたらすインクルーシブデザインの導入を支援する貴重な機会となります。ぜひご参加ください。