岡山大学主催:中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 第16回セミナー
未来のがん医療を担う人材育成に向けた取り組み
岡山大学は、中国・四国地方の11大学と35の病院が連携する「中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム」の中核を担い、地域全体のがん医療水準向上に貢献しています。このコンソーシアムは、高度な知識と技術を持つがん専門医療人を育成し、地域全体に均等に医療を提供することを目指しています。
第16回歯科・口腔外科Focused Seminar開催
この度、コンソーシアムは12月1日(日)、第16回となる歯科・口腔外科Focused Seminarを開催します。岡山大学鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallとオンライン(Zoom)によるハイブリッド形式での開催となり、全国から多くの医療従事者が参加する見込みです。
充実したプログラム
セミナーでは、口腔癌治療の第一人者である国立がん研究センター中央病院の医師による講演や、岡山大学病院の歯科衛生士による実践的な口腔衛生管理に関する講義など、多様なプログラムが用意されています。参加者は、口腔癌治療の過去から未来への展望、がん治療における口腔ケアの重要性、薬物療法の最新動向など、幅広い知識を習得することができます。
具体的なセミナー内容
開会あいさつ: 岡山大学伊原木聰一郎教授
口腔癌治療の過去と未来: 岡山大学伊原木聰一郎教授、国立がん研究センター中央病院伏見千宙先生
がん治療中の口腔衛生管理: 岡山大学病院歯科衛生士室梶谷明子先生
口腔がんの薬物療法の変遷: 国立がん研究センター中央病院本間義崇先生
*
閉会あいさつ: 岡山大学高倉裕明助教
参加対象者と申込方法
セミナーの対象者は、歯科医師、医師、歯科衛生士、看護師などの医療従事者です。参加費は無料で、申し込み締め切りは11月27日(水)です。参加を希望される方は、下記URLよりお申し込みください。
申込フォーム
コンソーシアムの取り組み
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムは、文部科学省の「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」事業に採択されており、高齢化が進む地方において、質の高いがん医療を支える人材育成に力を入れています。がん患者数の増加、治療法の進歩、患者ニーズの多様化に対応するため、多職種連携によるチーム医療の推進にも注力しています。
今後の展望
本セミナーは、中国・四国地域のがん医療の更なる発展に貢献する重要な一歩となるでしょう。岡山大学は、今後も地域社会との連携を強化し、未来のがん医療を担う人材育成に尽力していきます。
連絡先
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局
TEL:086-235-7812
E-mail:ganpro◎adm.okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えてください)