新たな大豆ソーセージ
2019-05-07 08:00:08
埼玉のベンチャーが開発したプラントベースのソーセージとは
大豆を主原料にしたプラントベースソーセージ
埼玉県に本社を置くグリーンカルチャー株式会社が日々の食生活をより豊かにするために、畜肉を一切使用しないプラントベース・ソーセージの開発に成功しました。近年、健康志向や環境への配慮からプラントベースの食生活が注目されており、特にベジタリアンや健康意識の高い人々から支持を受けています。そんな流れの中で、同社は専門的な技術と独自の研究を重ね、世に送り出したプロダクトがこのソーセージです。
プラントベース・ソーセージの魅力
このソーセージは、主成分に栄養価の高い大豆を使用しており、植物性たんぱく質を豊富に摂取できることが特徴です。通常のソーセージと比較しても、色や形、さらには味わいにおいても本物と見分けがつかないほどに仕上がっています。試作段階では、食感の調整や大豆特有の風味を補うことに時間を要しましたが、最終的には本格的な肉風味のソーセージに近づけることに成功しました。
特に、肝心の食感においては、柔らかすぎず硬すぎず、まるで本物のソーセージのようなプリッとした歯ごたえを実現しており、食べる人の期待を裏切りません。また、ソーセージに使われる皮は、羊腸ではなく特注のセルロース製です。これにより、動物由来の成分なしで作り上げることができます。
現代の食文化における意義
近年、肉の消費を減らすことを提唱する「ミートフリーマンデー」などの運動が広がっており、環境への意識が高まっています。多くの人が週に一度は肉を食べることを控えようと考える中で、プラントベース製品の需要は増加しています。しかし、日本においてはまだまだ選択肢が限られているのが現実です。この新しいソーセージは、その好まれるライフスタイルに適応した新たな選択肢となるでしょう。
グリーンカルチャーの代表が語るように、海外ではプラントベース製品に対する投資が活発で、特に大規模な企業が莫大な資金を投じています。しかし、同社は中小企業であるという特徴を強みにしており、限られたリソースを最大限に活用して高品質な製品を作り出すことに情熱を持っています。これにより、競争の激しい市場でも独自のポジションを築いています。
会社概要
グリーンカルチャーは2011年に設立され、現在は九年目の活動を続けています。代表者は長年のベジタリアンであり、多くの社員が動物性食品を摂取しないユニークな企業文化を持っています。そのなかで、植物性食品の可能性を広げるためにOEM受託や業務用卸売、さらには通信販売に重きを置いています。
私たちの食生活に新しい風を吹き込むプラントベース・ソーセージ。その実力をどうぞご自身でも体験してみてください。製品は、取り扱い先の食品会社やスーパーマーケットで流通予定です。興味のある方は是非お問い合わせください。
会社情報
- 会社名
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グリーンカルチャー株式会社
- 住所
- 東京都葛飾区東新小岩4-5-25
- 電話番号
-
03-6854-2569