新生銀行の外国為替手数料引き下げがもたらす影響
新生銀行は、2022年2月17日から個人顧客を対象に、全てのお取引チャネルにおいて、全10種類の通貨に関する外国為替手数料を大幅に引き下げることを発表しました。今回の改定では、手数料が最大約52%減少することになります。これによって、お客様は円から外貨、外貨から円への両方向の交換時にかかる手数料が大きく軽減され、より気軽に外貨商品の利用が可能になります。
これまでも、外貨預金に関する為替手数料の優遇キャンペーンを行っていましたが、恒常的な手数料引き下げにより、お客様が外貨商品での資産運用にもっと取り組みやすい環境が整います。この取り組みは、外貨関連商品に対する高まるニーズに応えるものであり、新生銀行が長期的に顧客の利益を考えていることを示しています。
手数料詳細とプログラム
当行では、顧客の取引状況に応じて「新生プラチナ」「新生ゴールド」「新生スタンダード」の3つのステージに分かれたサービスが提供されます。手数料の引き下げ幅は、2022年2月1日現在の為替手数料と比較して、プラチナの顧客は25銭から50銭、ゴールドの顧客は40銭から80銭、スタンダードの顧客は50銭から1円の引き下げが適用されます。具体的な手数料は以下の通りです。
- - 米ドル、ユーロ、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、シンガポールドル
- 新生プラチナ:片道25銭(従前比25銭引き下げ)
- 新生ゴールド:片道40銭(従前比35銭引き下げ)
- 新生スタンダード:片道50銭(従前比50銭引き下げ)
- 新生プラチナ:片道50銭(従前比50銭引き下げ)
- 新生ゴールド:片道80銭(従前比70銭引き下げ)
- 新生スタンダード:片道1円(従前比1円引き下げ)
- 新生プラチナ:片道12銭(従前比13銭引き下げ)
- 新生ゴールド:片道20銭(従前比17銭引き下げ)
- 新生スタンダード:片道25銭(従前比25銭引き下げ)
- 新生プラチナ:片道6銭(従前比6銭引き下げ)
- 新生ゴールド:片道9銭(従前比9銭引き下げ)
- 新生スタンダード:片道12銭(従前比13銭引き下げ)
24時間利用可能な外貨預金
新生銀行では、外貨預金の取引が、店頭だけでなく、電話、インターネット、モバイルを通じても可能です。また、24時間マーケットと連動した実勢に近い為替レートを用いているため、タイムリーな取引を行うことができます。このような環境は、顧客の生活に豊かさを与えるという「Color your life」というブランドメッセージに従ったサービスの一環です。
ただし、外貨預金には市場の為替変動や取引時点の為替レートによって元本割れのリスクが伴います。外貨預金は預金保険の対象外であり、中途解約ができない定期預金もありますので、お客様には十分な注意が必要です。また、外貨送金には別途送金手数料がかかります。
新生銀行は、お客様の資産運用をサポートし、これからも多様で付加価値の高い商品・サービスの提供に努めていく考えです。今後の取り組みにも期待が寄せられます。