テラスカイが上越市から感謝状を受け取る
2025年3月12日、新潟県上越市で株式会社テラスカイが同市から感謝状を授与されました。この授与は、同社が地域のIT教育推進に寄与したことが認められた結果です。テラスカイは2017年から上越市にサテライトオフィスを設立し、地元の小学校や中学校、専門学校へのIT出前授業を継続的に実施してきました。
IT教育推進活動の概要
テラスカイが行うこのIT教育プログラムは、上越市内の学校で実施されており、子どもたちに最前線のIT技術について学ぶ機会を提供しています。具体的には、以下のような内容で行われています:
- - 小学生向けキャリア授業:子どもたちが身近なITの世界と未来のテクノロジーについて考えるための授業。グループワークを通じて最新のIT技術が社会に与える影響を学ぶことができます。
- - 小学生向けプログラミング授業:ビジュアルプログラミングツール「Scratch」を用いて、自分だけのゲームを制作する授業です。プログラミングの楽しさを実感することができ、約95%の子どもたちが授業を楽しんだと答えています。
- - 専門学校向け授業:ノーコードでのシステム開発を体験し、実際のビジネスシーンを想定したプロジェクトに取り組むことで、実践的なスキルを身につけます。
これまでの活動では、上越市内の48校中20校の小学校や1校の中学校、専門学校、さらに各種イベントを合わせて、累計57回の授業が実施され、受講者は合計2300人を超えています。約130人の社員がこの活動に携わり、地域のIT人材育成に貢献してきました。
受講生の反応
授業を受けた子どもたちのアンケートによると、94.6%が授業を楽しかったと回答し、約70%はITやプログラミングへの関心が高まったと述べています。特に2024年度には6校でプログラミング、4校でキャリア授業を実施した結果、豊かな学びを提供できた様子が伺えます。
上越市のIT教育への期待
上越市の中川幹太市長は、テラスカイの活動に対する感謝の意を示し、子どもたちに貴重な学びの場を提供していることを高く評価しました。今後もIT教育や農福連携事業を通じて地域の活性化と雇用創出に寄与することが望まれるとしています。
テラスカイは、このような活動を介して地域社会とのつながりを深め、未来を担う子どもたちの成長をサポートし続ける所存です。地域のIT教育推進において、テラスカイの果たす役割に大いに期待が寄せられています。