プラスチック資源循環
2026-08-05 14:18:57

TOPPANと9社がプラスチック資源循環モデル実証を開始

TOPPAN株式会社は、東京都文京区に本社を置く企業で、環境省の「令和7年度プラスチック資源循環戦略に関する調査・検討業務」の一環として、プラスチック容器包装における資源循環モデル実証を進めることを発表しました。

このプロジェクトでは、特にプラスチックの再利用を実現するために、様々な企業が連携し合う動静脈連携として知られる新たなモデルが導入されます。このモデル実証には、TOPPANを含む計9社が参加しており、それぞれの企業が持つ剥離・脱墨技術の社会実装を目指しています。

プロジェクトの背景


近年、プラスチックの資源循環の重要性は高まっています。プラスチックは便利な材料である一方で、廃棄物問題や海洋汚染の原因ともなっています。日本では、この問題に対処する法律や政策が整備されていますが、実際の回収量増加やリサイクル技術の向上には課題が残っています。特に、再生プラスチックの品質向上と供給の安定性が重要なテーマとして挙げられています。

この背景を受けて、TOPPANはプラスチック容器包装の事業者や、再生技術開発に関わる企業と協力し、実証を進めることを決定しました。そして、これを共同で進めることで、各企業の技術やノウハウを効率的に活用し、資源循環の流れを一層スムーズにする計画です。

実証の具体的な内容


本実証では、二つの主な目的に沿った活動が行われます。

1. 協創型プラットフォーム(PF)モデルの評価
各企業が独自に技術を使用した場合と、協創モデルを用いた場合の効果を分析し、再生材の品質・コスト効率を検証します。
これにより、再生プラスチックに向けたサプライチェーン全体を見直す材料となるでしょう。

2. 共通サンプルによる技術実証
複数の企業が開発した剥離・脱墨技術を用いて、共同サンプルをテストし、課題を明確にします。このサンプルは特に市場のニーズや実証としての意義を考慮して設計されています。

TOPPANの役割


TOPPANは、プラスチック容器包装と剥離・脱墨技術の双方において知見を有する企業です。この実証プロジェクトにおいては、必要なサンプルの提供、技術の評価、実証の結果に基づくフィードバックを行います。また、他の企業と共に、再生材の品質向上や安定供給の確立に寄与することが期待されています。

今後の展望


TOPPANは、実証の結果を基に、剥離・脱墨技術の実用化を推進し、循環型社会の実現に向けた資源循環システムの構築を目指します。また、プラスチック包装業界全体との連携を強化しながら、再生材の活用を促すための挑戦を続けていく方針です。

TOPPANグループの「SMARTS™」について


TOPPANのサステナブルブランド「SMARTS™」は、パッケージング分野からアクセントを持った価値を生み出すことを目的としています。再利用可能なパッケージ素材と、その技術力を組み合わせることで、持続可能な選択肢を提供し、ステークホルダーとともに社会の持続可能性を追求していきます。

このように、TOPPANと9社の連携によるプラスチック資源循環モデルの実証は、環境問題に対する有効な一歩となることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。