クアドラミニサーバー登場
2025-12-24 14:12:36

ネットイント社製VPU搭載「クアドラミニサーバー」販売開始!映像制作の新たな可能性

ネットイント製VPU搭載の「クアドラミニサーバー」が登場



ジャパン・トゥエンティワン株式会社(J21)は、カナダのNETINT Technologiesと提携し、新たに「クアドラミニサーバー」をJ21公式オンラインストアにて販売開始しました。コンパクトなハーフラックサイズのこのサーバーは、ビデオ処理を大幅に効率化するVPU(ビデオ処理ユニット)を搭載しており、特にモバイル中継やエッジ処理に最適な製品です。

製品の特長



1. コンパクトなハーフラック設計



「クアドラミニサーバー」は、Advantech社のVega 6321Hを採用し、330mm × 160mmの小型設計を実現。このサイズなら、中継車やスタジオ、さらには各種現場での設置が容易です。

2. 第2世代VPU「Quadra T1M」が搭載



搭載されたT1M VPUは、リソースを有効活用しつつ以下のようなリアルタイム処理を行うことができます。
  • - エンコード性能: 1080p30で20チャンネル、4Kp30で5チャンネルまでサポート。
  • - デコード性能: 1080p30で25チャンネル、4Kp30で6チャンネルに対応。
  • - 対応コーデック: H.264、HEVC、AV1、JPEGなど。

これにより、CPUやGPUに比べて大幅な省電力性を実現し、高密度での処理が可能となります。

3. SDIキャプチャカードへの対応



「クアドラミニサーバー」は、Blackmagic社の「DeckLink」シリーズと互換性があり、放送品質のSDI入力をサポートしています。これにより、収録から配信までのワークフローがシームレスに統合され、プロフェッショナルの現場でも安心して使用できます。

4. 優れた省電力性能



消費電力はわずか138Wと、エッジ処理やモバイル中継において求められる省電力性を兼ね備えています。これにより、電力コストの削減にもつながります。

5. 既存のワークフローとの統合



FFmpegやGStreamerとシームレスな統合が可能で、「Bitstreams」プラットフォームがプリロードされています。これにより、ノーコードで複雑なエンコード管理が行え、ユーザーの負担を軽減します。

製品の仕様



  • - アーキテクチャ: x86
  • - CPU: Intel 13th Gen i7-13800HE
  • - メモリ: 16GB Dual DDR5 SODIMM
  • - ストレージ: NVMe 256GB
  • - ネットワーク: 2.5G RJ45 ×3
  • - 動作温度: 10℃~35℃、湿度8%~90%

使用シナリオの幅広い可能性



この「クアドラミニサーバー」は、モバイル中継車でのマルチチャンネルエンコードやライブイベントでのオンサイト配信、さらにはクラウドゲーミングやAR/VR配信にも活用できる可能性を秘めています。

会社紹介



ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1992年に設立し、最新の技術や製品を日本市場に導入することを目指しています。特に映像関連の製品提供を通して、社会の課題解決に貢献することを理念としています。

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興味がある方は、J21公式オンラインストアもしくはウェブサイトで詳細を確認することができます。日本国内における映像関連サービスの高度化に寄与するこの新製品に、ぜひご注目ください。

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ジャパン・トゥエンティワン株式会社
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