防災おでん商品化
2025-09-01 16:49:16

石川県立看護大学の学生との共同開発!防災おでんの新商品情報

防災おでん、学生とのコラボが実現



石川県の食品メーカー、株式会社スギヨが新たな防災食を誕生させることとなりました。その名も「Hotでホッとな防災おでん 〜いつでもおでんたべまっし〜」。この商品は、災害時にも普段と変わらぬ味わいで楽しめることを目指して開発されました。2026年1月1日に発売が予定されています。

地域の声を形にする



スギヨは、2022年から地域の人々の考えを活かす活動を行っており、有志による「スギヨアンバサダー」を通じて防災や災害食についての知識を深めています。特に、2024年の能登半島地震以降は、地域の経験やニーズを反映させた商品開発が進められてきました。

この取り組みに、今回新たに石川県立看護大学の学生たちが加わりました。彼女たちはフィールド実習を通じて「災害食にいつもの味を」というテーマでスギヨに訪問。学生たちが持つ視点が商品のコンセプトに大きな影響を与えています。

実用性と栄養バランスを考慮



「Hotでホッとな防災おでん」は、レトルトタイプでそのまま食べられるだけでなく、無洗米2合の炊き込みご飯が作れるように量が設計されています。水が限られる災害時でも利用しやすく、具材の汁を丸々使って炊飯ができるため、計量や水の確保に悩むことはありません。これにより、断水や計量が難しい状況でも安心して利用できる食品となっています。

また、災害時に不足しがちなタンパク質を豊富に含む工夫もなされています。栄養バランスに配慮したこのおでんは、日常の食卓にも、非常時にも役立つ頼もしい食品と言えるでしょう。

石川の方言でつなげる温もり



商品のキャッチコピー「いつでもおでんたべまっし」は、地元石川の方言を活かし、普段の暮らしから非常時まで寄り添う食品であることを表現しています。地域性に根差した商品開発に取り組むことで、地元の文化も取り入れつつ、多様なケースでの活用を狙っています。

発売情報と今後の活動



この「Hotでホッとな防災おでん」は、2026年1月1日に発売が予定されています。スギヨは今後も地元の学生や地域社会と協力しながら、災害に強い地域づくりに貢献していく方針です。

地域のニーズを反映させた学生との共同開発により誕生したこの防災おでん。災害時にも安心して「いつもの味」を楽しめるよう、楽しみな商品となるでしょう。今後の動向にご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社スギヨ
住所
石川県七尾市西三階町10号4-1
電話番号

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