Pythonプログラミング能力認定試験の公開試験が待望の開催決定
2025年度より、Pythonプログラミング能力認定試験の公開試験が実施されることが発表されました。運営は株式会社サーティファイが行い、これにより個人で受験できる初の機会が設けられます。これまで教育機関や企業による団体受験のみが行われていましたが、個人受験を希望する声に応える形での開催となりました。
試験実施の背景
多くの受験者から早期に公開試験を実施してほしいとの要望が寄せられたため、サーティファイは2025年6月に第1回の公開試験を行うことを決定しました。これまでの団体受験に加えて個人受験が可能となり、より多くの人々が自分のスキルを試し、認定される機会を得ることになります。
公開試験の詳細
公開試験は「リモートWebテスト」によって行われ、自宅や職場からの受験が可能です。インターネット接続があれば、全国どこからでも、また海外からも受験可能なため、忙しい人々にとっても参加しやすい形式と言えるでしょう。
試験日程
試験日:2025年6月15日(予定)
実施級:1級・2級・3級(全級)
申込期間:2025年4月1日〜2025年6月8日
結果発表:2025年7月2日
試験日:2025年9月7日(予定)
実施級:2級のみ
申込期間:2025年6月24日〜2025年8月31日
結果発表:2025年9月24日
試験日:2026年1月18日(予定)
実施級:1級・2級・3級(全級)
申込期間:2025年11月4日〜2026年1月11日
結果発表:2026年2月4日
受験に際しては、受験資格は特になく、誰でも挑戦できます。これは、学歴や年齢に関わらず、プログラミングの知識を測る良い機会となるでしょう。
試験に関する内容
この試験は1級から3級まであり、それぞれのレベルによって出題内容が異なります。1級は実務者レベル、2級はプログラミングを学ぶ学生レベル、3級は初学者向けと細かく設定されています。それぞれの試験に応じた受験時間と受験料が定められており、受験料は1級が6,400円、2級が5,200円、3級が4,000円となっています。
不正監視機能の実装
公開試験は、さまざまな機器とAIによる不正対策が施されています。リモート受験でも安心して受けられるように、2つのカメラと7つのAIが監視を行い、公平で公正な試験環境が保たれます。受験者はPCまたはタブレットを使用し、スマートフォンとそのスタンド、そして静かな環境が必要です。
サーティファイの歴史と今後
株式会社サーティファイは1983年に設立された日本情報処理教育普及協会を前身とし、41年以上にわたってビジネス資格や検定試験を主催・運営してきました。これまでに約373万人が受験した実績があり、ビジネスシーンで必要とされるスキルを測るための指標として機能しています。今後も独自のオンライン試験システムを活用し、幅広い試験ニーズに応じたサービスを展開していくでしょう。
詳しい試験の詳細は公式ウェブサイトを訪れて確認してください。受験を考えている方は、ぜひこの機会を逃さないようにしましょう。