名古屋に新たな知的創造空間、ダルトンのワーキングショールーム誕生

ダルトンの革新的な挑戦

株式会社イトーキの傘下に位置するダルトンは、2025年11月18日に新たな拠点である「ダルトングループ名古屋オフィス」をオープンします。この新しいオフィスは、単なる作業場ではなく、社員が知的創造を果たすためのスペースとして設計されています。ダルトンは、この移転を通じてブランド価値の向上とともに、社員が誇りを持って働ける環境を整え、顧客との新たな関係を築くことを目指しています。

移転の背景と狙い

ダルトンの新オフィスは、BMT（ブランドリング、モチベーション、トランスフォーメーション）というコンセプトに基づいています。ブランド価値を高め、自社の技術や思想を体感できる場として位置づけられています。この新しいオフィスでは、心理的安全性を重視した設計が施され、社員同士の交流が自然に生まれるような環境が構築されています。これにより、社員は仲間の存在を感じながら生産性を高め、自身のスキルをより良く発展させることができます。

加えて、このオフィスではペーパーレスやデジタル化が進められており、社員が自律的に働ける柔軟な空間が用意されています。これにより、効率性と創造性が共存する理想的なオフィス空間が実現されています。

新オフィスの構成と特徴

ダルトングループ名古屋オフィスは、執務エリア、カフェエリア、ブランディングエリア、ユーティリティエリアの4つのエリアで構成されています。それぞれのエリアが多様な働き方をサポートし、効率的な動線設計のもと、明確にゾーニングされています。

- 執務エリア: モニター付きの作業席や個人の作業に集中できるスペースが設けられており、社員は目的や気分に応じて最適な環境を選択できます。これにより、業務の生産性が向上することが期待されています。
- カフェエリア: リラックスできる空間としてデザインされ、打ち合わせやランチに利用されるほか、偶発的なコミュニケーションから新たなアイデアが生まれる場としても機能します。
- ブランディングエリア: 自社製品や技術力を直感的に体感できる展示スペースが用意されており、来場した顧客がダルトンの価値を理解しやすくなっています。
- ユーティリティエリア: 物品の管理や収納を効率よく行える基盤として設計されています。このエリアが他のエリアと連携することで、社員が自発的に行動しやすい環境を整えています。

ダルトンの未来へのビジョン

ダルトンは、ラボを単なる作業場ではなく、知的創造空間であると捉え、活動に基づいた研究施設設計を提唱しています。名古屋オフィスのデザインには、研究者が安全に、かつ創造的に業務に従事できる環境を追求する思想が反映されています。ダルトンは今後も研究施設分野での技術革新を通じて、理想的な研究環境の実現を目指してまいります。