自動運転の新時代を開くティアフォーの最新プロジェクト

最近、ティアフォーが経済産業省の「モビリティDX促進のための無人自動運転開発・実証支援補助金」に採択され、注目を集めています。このプレスリリースでは、ティアフォーが進める自動運転のタクシーサービスと物流の実現に向けたプロジェクトについて詳しく紹介していきます。

自動運転移動サービス用車両開発事業

ティアフォーは、自動運転タクシーサービスの社会実装を目指し、2024年度から一般利用者を対象にしたロボットタクシーによる移動サービスの実証を行う予定です。このプロジェクトは、株式会社AMANEとの協力のもと、全国における自動運転タクシーの横展開を可能にする車両の開発を進めています。

特に注目すべきは、以下の企業との連携です。

- 東レ・カーボンマジック株式会社との協力によるロボットタクシー車両の開発。
- 日本交通株式会社との提携によって、東京都内の複数の地域でのロボットタクシーサービスの実証を行います。
- AMANEとの協力による、ロボットタクシーを活用したモビリティハブ構想の検証も含まれています。

これらの取組みを通じて、ロボットタクシーの量産化に向けた準備を進めており、2024年5月には実際のサービスを展開する計画です。標準化を図りながら、事業参入を加速させることにより、さらに広範囲に自動運転タクシーの普及を目指しています。

自動運転トラック開発事業

一方、自動運転トラックの開発においてもティアフォーは力を入れています。この事業において、2024年度には自動運転の大型トラックの開発と、専用レーンでの実証走行を開始する予定です。ここでも、いすゞ自動車や三菱ふそうトラック・バスとの技術協力を受け、両社の大型トラックを基にした自動運転トラックを構築します。

新東名高速道路での実証走行を通じて、ティアフォーは自動運転トラックシステムの基本機能を開発し、その成果を商用車メーカーに提供していく予定です。
これにより、高速道路トラックへの自動運転機能の早期導入を支援し、自動運転物流の実現を加速させます。

ティアフォーのビジョン

ティアフォーは「自動運転の民主化」を企業のビジョンとして掲げています。世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を手がけ、自動運転技術の社会実装に邁進しています。自社製品として提供するソフトウェアプラットフォームを基に、パートナーとの協力を通じて、自動運転のエコシステムを広げています。

これからの自動運転技術における革新が、私たちの日常にどのような変化をもたらすのか、非常に楽しみです。ティアフォーの取り組みは、より良い未来を作る可能性を秘めていると言えるでしょう。