ビジネスクラウド調査
2013-02-19 11:01:07
第1回ビジネスクラウド総合評価調査の結果発表!新たなクラウドサービスの実力と傾向
ビジネスクラウドの実力を探る新たな調査
近年、企業の基幹システムのクラウド化が進んでいます。そんな中、クラウドサービスの評価を行う「ビジネスクラウド総合評価調査」が第1回目を迎え、主要30社のサービスが対象となりました。この調査では、クラウドの基本機能から料金体系に至るまで、計43項目について評価が行われ、その結果が鮮明に示されました。
調査の目的と方法
本調査では、IaaS/PaaSを提供する大手企業のサービスを対象に、全6分野から各項目の重要度を加味しつつポイント化を行いました。このプロセスには、343名の企業担当者に対するアンケートが実施され、また有識者による審査委員会の評価も行われました。
総合評価の結果
驚くべきことに、この調査で最高格付けとなるAAAを獲得したのは6社です。その中でも、特に優れた評価を得たのがNTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」。このサービスは、6分野すべてで高評価を獲得し、94.6点という高得点を記録しました。次に高評価を得たのは、日本IBMの「IBM SmarterCloud」と富士通の「FGCP/S5」で、伝えられるところによれば、これらのサービスも各分野で広く評価されています。
各評価分野のディテール
1. 基本機能:サービスの操作性やCPUの多様さなどが評価され、NTTコミュニケーションズ、NECビッグローブ、KVHの3社がこのカテゴリでトップとなりました。
2. サービス実装:特にファイアーウォールやオートスケールの機能が重要視され、日本IBMとNTTコミュニケーションズが最も高い評価を得ました。
3. ネットワーク:必要不可欠なネットワーク機能が評価され、こちらでもNTTコミュニケーションズが際立った結果を残しました。
4. 信頼性:企業向けの信頼性は、データバックアップやBCP対策が重要とされ、NTTコミュニケーションズ、富士通、GMOクラウドが高評価を獲得しました。
5. 運用サポート:NTTコミュニケーションズ、富士通、NECビッグローブの3社が最高評価を達成しました。
6. 料金体系:課金方式などが評価され、日本マイクロソフトがこの部門での最高評価を得ました。
未来への展望
調査結果から見えるトレンドとして、企業向けに高信頼なサービスを提供する事業者の増加が挙げられます。一方で、さくらインターネットやニフティなどのサービスも急速に機能やサービスの向上が進んでおり、今後の評価においてもランキングの変動が大いに期待されます。
この評価調査は、今後のクラウドサービス選定の重要な指標となることでしょう。詳しい結果や評価基準は、プレスリリースや調査結果の詳細を参照ください。業界の未来に目を向けて、クラウドサービスがどのように進化していくのか、注目です!
会社情報
- 会社名
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株式会社MM総研
- 住所
- 東京都港区芝公園2-6-3芝公園フロントタワー
- 電話番号
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03-5777-0161