釜石市の認知機能チェック
2024-07-02 10:34:02

「あたまの健康チェック®」で認知機能低下予防!岩手県釜石市が令和6年度の受検希望者募集を開始

岩手県釜石市が「あたまの健康チェック®」で認知機能低下予防に力を入れる!



近年、認知症人口の増加が社会問題となっています。岩手県釜石市では、この課題に対し、早期の認知機能低下予防を目的とした「あたまの健康チェック事業」を積極的に推進しています。

この事業では、セントケア・グループ傘下の株式会社ミレニアが提供する認知機能スケール「あたまの健康チェック®」が採用されています。「あたまの健康チェック®」は、従来の認知症スクリーニングとは異なり、健常な状態から認知機能の経時変化を観察できる画期的な評価方法です。

釜石市における「あたまの健康チェック事業」の目的



釜石市では、60歳以上の市民が気軽に「あたまの健康チェック®」を受検できる体制を整え、以下の目標を掲げています。

市民の「あたまの健康」に対する意識向上
フレイル予防
地域社会における社会資源の啓発

「あたまの健康チェック®」の受検について



令和6年度の受検希望者は、釜石市包括支援センターへ予約が必要です。

対象:市内在住の60歳以上で、認知症の診断や治療を受けていない方
費用:無料(先着150名)
予約方法:釜石市地域包括支援センターまたは電話にて予約
受検方法:市担当者による電話での口頭による検査(約10分)

PHRアプリ「NOBORI」を活用したDX



「あたまの健康チェック®」の受検結果は、従来の紙面での提供に加え、PHRアプリ「NOBORI」でも閲覧可能です。このアプリを通じて、家族や主治医などとのデータ共有も可能となり、よりスムーズな情報共有と健康管理を促進します。

「あtamaの健康チェック®」の特徴



「あたまの健康チェック®」は、以下の特徴を持つことで、従来の認知機能評価法とは一線を画しています。

健常域における認知機能の定量的経時評価が可能
認知機能の状態を0~100の独自指標(MPI値)で分かりやすく評価
検者の職能や経験に左右されない、安定した客観評価

「あtamaの健康チェック®」の社会実装



「あtamaの健康チェック®」は、全国の健診施設、自治体、大学・研究機関、企業・団体などで広く活用されています。これまで、数々の実績を残しており、その有効性が実証されています。

2006年度から認知機能評価サービスを提供開始
2016年度、AMEDの認知症予防事業IROOP(アイループ)における公式認知機能検査に採択
2018年度から、神奈川県ME-BYO(未病)ブランド認定サービス
2020年度、厚生労働省研究班による「自治体における認知症の予防に資する取組事例集」で複数掲載
2022年度、PHRアプリ「NOBORI」とのリアルタイム連携体制を確立
2022年度、米ADNI研究Data Inventoryに新分析法を収載
* 2023年度、厚生労働省老健局長優良賞(自治体部門)を受賞

「あたまの健康チェック®」で認知機能低下予防を始めよう



「あたまの健康チェック®」は、早期の認知機能低下予防に役立つ画期的な検査です。釜石市では、この事業を通じて、市民一人ひとりの「あたまの健康」をサポートし、より健康的な生活の実現を目指しています。



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