福祉をビジネスに—新たな取り組みの始まり
近年、福祉をビジネスの主力として活用する新たな試みが進行しています。enLARGE(エンラージ)は、就労継続支援B型事業所を運営する一般社団法人「治」と手を組み、商品の魅力を引き出すレシピ動画制作プロジェクトを開始しました。この取り組みは、従来の福祉の枠組みを超え、クリエイターの感性によってビジネスモデルを刷新することを目指しています。
プロジェクトの背景
このプロジェクトのスタートを告げるニュースは、2026年1月31日付けの南日本新聞で取り上げられ、多くの反響を集めました。新しいパートナーシップの形として、クリエイターの視点を商品開発に生かし、無駄なノイズを排除した「誠実なECコンテンツ」を作成することが狙いです。
繊細な視点が生む価値
コンテンツ制作の中心となるのは、Runaさんというコンセプト・クリエイターです。Runaさんは、学生時代にパニック障害を経験し、独自の敏感なセンサーを持っています。その繊細な視覚と「安心感」にフォーカスした表現は、現代消費者に響く重要な要素です。彼女は、「社会と福祉がもっと身近に感じられるような発信」を通じて、ただの商品紹介に留まらず、信頼を築く資産としてのコンテンツを作成しています。
最初の映像作品
今回公開された第1弾は、鹿児島県指宿市産のかつおだしスープを使った郷土料理「呉汁」です。Runaさんの視点で切り取られた日常の食卓の風景は、視聴者に温かさとともに、地域の食文化を丁寧に伝えています。この動画は楽天ショップ「and-a-me」の特設ページにてご覧いただけます。
新たな就労モデルの確立
enLARGEはこのプロジェクトを単なるアクションに留まらせることなく、持続可能なビジネスモデルへと成長させていく考えです。
脱・ボランティアの自走モデル
このプロジェクトは、一過性の支援や寄付だけに依存せず、双方向の事業活動を通じて持続可能な経済循環を構築します。これは、業務が双方の価値を生む重要な要素となることを意味します。
付加価値の再定義と信頼関係の構築
ただ映像のクオリティを競うのではなく、制作過程やクリエイターの想いを「体験価値」として可視化することで、顧客との深い信頼関係を築いていきます。
持続可能な発信体制
就労継続支援B型事業所との連携を強化し、変化の激しいEC市場での安定したコンテンツ供給体制を確立します。
新しいスタンダードの構築へ
この「新しい就労モデル」を地方から発信し続けることで、支援の枠を超えた社会のスタンダードを形成することを、enLARGEは目指しています。持続可能な未来を見据え、福祉を仕事に、そして社会全体に貢献する取り組みは、ますます重要になっています。
プロジェクト運営情報
enLARGE株式会社
所在地:鹿児島県伊佐市大口里1899-5-2F
公式サイト
メール:
[email protected]
連携協力
一般社団法人 治(はる)
公式サイト
- - 就労継続施設B型事業所「希(Nozomi)」
- - 生活介護「彩(Irodori)」
- - 放課後等デイサービス「音(Oto)」
- - 放課後等デイサービス「涼(Suzu)」
若者たちが新たな価値創造への希望を持てる未来が訪れることを願っています。