リユースPCのリングロー、新座センター開設
リユースPC事業を展開するリングロー株式会社は、2025年12月5日、埼玉県新座市に新たな拠点「リングロー(株) 新座センター」を開設しました。これは、旧倉庫からの移転を機に行われたもので、同社にとって重要な節目となります。
新座センターの開所式には、同社の役員や本部長が出席し、従業員一人ひとりの貢献に対する感謝の意が表されました。役員たちは、今回の移転が単なる倉庫の移動にとどまらず、リユースPC事業のさらなる発展や社会貢献の拡大を目指す上での重要なステップであることを強調しました。このメッセージは、従業員の士気や結束を高めるきっかけとなりました。
リユースPCブランド「R∞PC」
リングローは「情報社会に、新しいジャンルを創る」という理念のもと、誰もが情報にアクセスできる社会の実現を目指しています。その中核を成すのがリユースPCブランド「R∞PC(アールピーシー)」です。このブランドでは、業界初の自己破損保証や2年から無期限の本体保証、独自の再生技術によるクリーニング・リファービッシュを提供しています。さらに、購入後の無期限・無制限の相談サポートも充実しています。
また、R∞PC以外にも、様々な中古PCや周辺機器の提供を通じて、大学や専門学校、自治体のICT環境整備、中小企業のITコスト最適化、さらにはデジタル弱者への支援活動など、多様な価値提供に努めています。新座センターの開設により、再生工程の最適化・品質管理の強化が図られ、取り扱い台数も増加する見込みです。これにより、より多くのニーズに応えることが可能になるでしょう。
代表取締役社長の碇敏之氏のコメント
リングローの代表取締役社長、碇敏之氏は、創業当初の小規模な体制からスタートした企業が、従業員の努力によって成長を遂げてこられたことを振り返ります。「私たちの事業は厳しい局面もありましたが、一人ひとりの頑張りで再び成長軌道に戻り、新拠点の開設に至りました」とコメントし、今後はより働きやすい環境を整え、高品質な製品を提供することで、リユースPC事業を通じて社会への貢献をさらに強化していく意向を示しました。
会社の歴史と取り組み
リングロー株式会社は2001年に設立され、2021年には創立20周年を迎えました。その主力事業は中古パソコンの販売、修理、買取であり、2018年には「R∞PC(アールピーシー)」の販売を開始しました。また、廃校活用による「おかえり集学校プロジェクト」など、革新的な取り組みによって業界をリードしています。このプロジェクトは2023年4月1日に分社化され、一般社団法人として法人化されました。
新座センターの開設が、リングローの次なる成功への道筋を切り開くことが期待されます。これからも、リユースPCを通じて多くの人々に価値を提供する靴下者としての活躍に注目です。