abc株式会社はこのたび、次世代ID研究開発機関「Know Yourself」を設立しました。本機関は、Web3領域における「検証可能なアイデンティティ(Verifiable Identity)」の実現を目指すもので、特にAI技術を駆使した個人認証サービスの開発を中心に据えています。設立の背景には、従来のWeb3技術が抱える課題、つまり秘密鍵の紛失によってアイデンティティが失われるリスクや、経済的資産に過度に依存する評価基準の問題があげられます。これらの問題を解決するために、アイデンティティの尊厳を守る新たな基盤が求められていたのです。
「Know Yourself」という名称には「汝自身を知れ」という古代の知恵と、金融分野で重要視される顧客確認の意義が込められており、そのコンセプトはいかにしてユーザー自身が未だ認識していない自身の価値を発見できるかにあります。これは、ブロックチェーン技術に基づく行動履歴と信頼の要素を組み合わせることで実現されます。また、当社は技術的な透明性の確保が金融業界においても、信頼を築く第一歩であると考えています。透明性を提供することで社会的責任とコンプライアンスの価値を両立させることを目指しています。
この新しい研究機関は、特にW3C標準の「DID(Decentralized Identifiers)」および「VC(Verifiable Credentials)」を採用しており、特定のプラットフォームに依存しない形でアイデンティティを管理し、データの検証可能性を向上させることを目指しています。このアプローチにより、個人の善意やコミュニティへの貢献といった価値も資産化し、これまでにない次元の個人認証機能を創出していく予定です。
「Know Yourself」は現在は初期のステージですが、社内での「Web3格付け機能」への実装を足掛かりに、金融規制当局や自治体に向けた技術提案を進めるための実証実験を順次始めていく計画です。これにより、安心・安全かつ温かみのある分散型社会の構築を目指し、技術革新をもたらす企業としての存在感を強めていくつもりです。
abc株式会社は「多様性を通貨にする」というコアメッセージを掲げ、Web3という新しい経済圏におけるリーダーシップを発揮することを目指しています。今後の展開にご期待ください。