66%の人がプラスチックをリサイクル!?リサイクルに関する意識調査結果を発表!
近年、環境問題や持続可能な社会への関心が高まる中、私たち一人ひとりができることは何か、改めて考える機会が増えています。
株式会社Mstaでは、リサイクルに関する意識調査を実施し、リサイクルの現状や環境問題に対する意識、SDGsとの関連性について分析しました。
1. リサイクルする素材は?プラスチックがダントツ!
調査では、500人に複数回答でリサイクルする素材について質問しました。
その結果、「プラスチック」が最も多く、全体の約66%の人がリサイクルしていることがわかりました。
次いで、「缶(アルミニウム・スチール)」が205票と続きます。
一方、「金属」や「電子機器・家電」は、それぞれ82票、78票にとどまりました。
この結果から、プラスチックや缶のリサイクル意識が高いことが分かります。
2. リサイクルの理由は?「資源の有効活用」がトップ!
リサイクルをする理由についてアンケート調査を実施した結果、「資源の有効活用のため」が最も多く、約35%の人がこの理由を挙げています。
次いで、「決まりであるため(自治体・マンションなど)」が約33%となりました。
しかしながら、全体の約1割の人は「普段リサイクルを行わない」と回答しました。
リサイクルの必要性は認識されているものの、実際に行動に移せていない人が一定数いることがわかります。
3. リサイクルが環境に「非常に大きく貢献」と考える人はわずか2.8%!?
リサイクルが環境にどの程度貢献すると考えているかを調査したところ、「ある程度貢献している」と答えた人が55.4%だった一方、「あまり貢献していない」と考える人も34.0%となりました。
さらに、「非常に大きく貢献している」と答えた人は、全体のわずか2.8%という結果に。
リサイクルの重要性は認識されているものの、その効果を実感できていない人が多いことがわかります。
4. リサイクルとSDGs。76%の人はSDGsに関する教育を受けたことがない?
SDGs(持続可能な開発目標)の認知と教育についての調査では、全体の2.6%の人がSDGsについて「全く知らない」と回答しました。
これは、ほとんどの人がSDGsについて見聞きしたことがあることを示しています。
しかし、全体の76%の人はSDGsに関する教育を受けたことがないと回答しました。
SDGsの認知度は高いものの、具体的な内容や行動への結びつきが不足している可能性が考えられます。
5. リサイクルを通じてSDGsに貢献していると考える人は68%!?
「リサイクルを通じてSDGsにどの程度貢献すると考えるか」という質問に対して、「ある程度貢献している」が61.2%、「大きく貢献している」が6.8%となりました。
3人に2人の割合の人が「貢献している」と考えているようです。
まとめ:リサイクルへの意識向上とSDGsへの理解促進が課題
今回の調査結果から、リサイクルの必要性は認識されているものの、環境への貢献意識やSDGsとの関連性については、より理解を深める必要があることがわかりました。
リサイクルの重要性を改めて認識し、積極的に行動することで、環境問題解決に貢献できるのではないでしょうか。
株式会社Mstaでは、今後もマーケティングに役立つ情報を調査・分析し、社会に貢献してまいります。