アルファスの『Octo』がFinOps Certified Platformに認定
最近、アルファス株式会社が提供するSaaSプロダクト『Octo』が、FinOps FoundationよりFinOps Certified Platformとして認定されました。この認定は、パブリッククラウドの支出管理を支援するために必要な能力要件を満たす商用ソフトウェアに与えられるもので、全世界で28社目、そして日本と東アジア・東南アジア地域では初の快挙です。
FinOpsとは?
FinOps(クラウドFinOps)は、公正かつ効率的なクラウド資源の利用を促進するための、市場の需要に応じたフレームワークです。これは、エンジニアリング部門とビジネス部門が協力し、クラウドのコストをより理解し、透明性をもって管理することを目指しています。特に、AWSやAzure、Google Cloudなど、パブリッククラウドが急成長を遂げている欧米圏では、この考え方が広がりを見せています。
FinOps Foundationの意義
FinOps Foundationは、非営利組織として10,000社以上、23,000人以上のプロフェッショナルから成るコミュニティを有し、FinOpsの実践を支援しています。当社は昨年5月にこの団体に加盟しており、同年11月に設立された日本支部の創設メンバーにも名を連ねています。
『Octo』の特徴
『Octo』は企業がFinOpsを実践するために設計されたSaaSツールで、2023年3月の提供開始以来、企業のIT部門やクラウドセンターオブエクセレンス(CCoE)に大きな価値を提供しています。さらに、外部パートナー、つまりクラウドリセール業者やMSP、SI/CI事業者が、顧客のFinOps導入及び運用支援にも役立つツールとして機能しています。
認定取得への道のり
アルファス株式会社の代表取締役、廣瀬肇氏は、この認定を大変名誉なものであり、クラウド財務管理の複雑な課題に挑戦する企業への評価として捉えています。企業のコスト削減や業務効率向上をサポートするため、今後もFinOpsの実践を推進していく意向を示しました。
国内でのFinOpsの重要性
日本の企業においても、クラウドサービスの利用が加速する中、FinOpsの重要性は日に日に増しています。アルファスは、FinOps Certified Platformとして地域の企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、特にコストの透明性と管理能力を向上させることが大きな課題とされています。
パートナーシップと今後の展望
アルファスは、今後も国内外のクラウドリセール業者やMSP、SI・CI事業者と強力なパートナーシップを築き、FinOpsの導入をさらなる発展させていくことを目指します。顧客企業がクラウドコストを最適化し、ビジネスの成長を支えるための取り組みは、FinOpsの実践によって一層広がっていくことでしょう。
参考リンク
これは、今後のクラウド財務管理の新しいスタンダードとなるかもしれません。アルファスの取り組みが、業界全体にどのような変化をもたらすか、今後の動向に注目です。