香りとアートのコラボレーションが生む新しい都市体験
近年、都市の価値は従来の建物や交通の利便性だけでは測れなくなりつつあります。人口減少や激化する都市間競争を背景に、自治体やデベロッパーは独自の体験価値を創出し、国内外に発信する必要があります。そこで注目されているのが、
プロモツール株式会社と
PoC合同会社の協業により始動した「都市ブランディングソリューション」です。
香りを通じた空間演出
プロモツールは、これまで香りを用いた空間演出やブランディングに特化した企業で、多くの企業や自治体に対して香りの価値を提供してきました。特に、さいたま市における「香りプロジェクト」から得た知見を基に、新たに「MAP ART」を生み出したPoC合同会社と共同で、都市を香りとアートで表現する新しい商品を展開します。これにより、視覚そして嗅覚の両方から都市を「感じ」、記憶に留めることができる新たな体験が実現します。
MAP ARTとは?
MAP ARTは、アーティストHASHIMOTOによる都市の地図を基にした立体アートで、水面から地形、住宅地、道路などを細かい切り絵で表現しています。この作品は観る人を魅了し、特にその多層的なデザインが高く評価されています。HASHIMOTOのアートは、都市の記憶や魅力を物理的に触れることができる形で提示しており、今後はアートフェア東京2025への出品も予定されています。
新しい都市体験の創出
プロモツールとPoC合同会社の連携により生まれる都市ブランディングは、単なる視覚的な体験を超えたものです。具体的には、以下のようなサービス内容が用意されています。
- - 都市固有のストーリー設計
- - 限定フレグランス商品の企画・開発・販売
- - ECサイトや直営店を利用した商品展開
- - 駅や商業施設での体験導線設計
- - 空間に香りを演出するためのアロマ技術
- - MAP ARTの制作や香り見本の提供
- - アロマスプレーやハンドクリームなどのオリジナル商品開発
このように、都市ブランドは「ロゴ」や「キャッチコピー」だけでなく、香りやアート、プロダクト体験までも含むことが求められています。特に再開発プロジェクトや大規模商業施設では、「その街らしさ」が非常に重要となります。香りとアートの調和によって、より深い体験価値を提供することが期待されています。
協力パートナーの広がり
プロモツールは、自治体に留まらずデベロッパー、ホテル、商業施設、観光協会など多方面での展開を計画しています。鉄道会社や主要都市の大手デベロッパーとも連携しながら、日本各地の素晴らしい文化や歴史を香りとアートで表現し、都市の魅力を発信していく考えです。
プロモツールのビジョン
プロモツールのCEO、緒方健介氏は「私たちは都市に根付く歴史や文化を香りで表現してきました。MAP ARTとの出会いにより、視覚と嗅覚の両方で都市を体験できる新たなサービスが実現しました」と述べています。アートと香りが融合することで、何度も訪れたくなる街を創造することが可能となります。
まとめ
今後、プロモツールは「都市ブランディングカンパニー」として、香り、アート、デザインを融和させながら新しい価値を提供していくことを目指します。都市の魅力を生活者に届けるために、これまで以上に多様なアプローチを用いたブランディングを展開し、都市そのものの価値を高めるための努力を続けていきます。