アイパーク、韓国事業本格化
2024-07-12 12:38:11

アイパークインスティチュート、韓国での事業本格化!KBIOHealthとの連携でライフサイエンスエコシステム拡大

アイパークインスティチュート、韓国での事業活動を本格化!KBIOHealthとの連携でライフサイエンスエコシステム拡大



神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークを運営するアイパークインスティチュート株式会社は、韓国の五松(オソン)先端医療産業振興財団(KBIOHealth)との連携を強化し、韓国での事業活動を本格化させました。

両者は今年1月にヘルスケア領域での相互協力に関する覚書を締結しており、6月下旬から人材派遣や共同出展を開始しました。

6月25日から27日にかけて、アイパークインスティチュートからKBIOHealthへ初めてとなる人材派遣を実施しました。アイパークインスティチュートの社員2名が五松(オソン)のKBIOHealth施設を訪問し、相互の組織の情報交換や今後の取り組みについて協議を行いました。

さらに、7月3日から5日にかけて、韓国済州で開催された「The 22nd InterBiz Bio-Partnering & Investment Forum 2024」に両者が共同出展しました。このイベントは、韓国国内の産学の研究開発関係者を招き、パートナーシップを促進することで、有望な技術の技術移転、ライセンス供与、共同研究、投資誘致等による事業化の可能性を高めることを目指すイベントです。アイパークインスティチュート社員2名は、KBIOHealth施設の訪問に加え、約30社の韓国企業との面談を実施しました。

今後も、7月下旬にKBIOHealthから湘南アイパークに派遣者が2週間滞在するほか、オンラインによるジョイントイベントなども予定しています。

日韓の現地における対面での人的交流や事業活動を通じて、連携を強化し、それぞれの強みを活かした日韓ライフサイエンスエコシステムの発展を目指していきます。

KBIOHealthについて



五松(オソン)先端医療産業振興財団(KBIOHealth)は、将来の国家成長エンジンとしてのバイオヘルス産業を育成するために設立された、保健福祉部傘下の政府主導の機関です。バイオ医薬品やバイオテクノロジーベースの医療機器分野における研究の活性化と普及を通じて先端医療産業の育成を目指す、「研究開発サービスプラットフォーム」としての役割を担っており、民間では不足しがちな部分を補い、必要とするサービスを政府が提供しています。

また、応用開発研究を支援するだけでなく、事業開発のための研究の方向性に関するコンサルティングも提供しています。商業化に成功する可能性のあるプロジェクトであっても、初期段階で障害に直面したり、後々困難にぶつかることが多いという認識のもと、当財団は国のインフラとして、これらの方向性を修正し、商業化の段階まで導きます。

2013年11月に建設された、新薬開発センター、医療機器開発センター、非臨床評価センター、バイオ医薬品製造センターの4つの中核施設を有しており、各センターがバイオ医薬品やBTベースの医療機器の開発をサポートするための高度な施設や設備を備えています。

湘南ヘルスイノベーションパークについて



湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)は、2018年4月に武田薬品工業が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品工業株式会社から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約180社、約2500人(2024年7月現在)の企業・団体が集積し、エコシステムを形成しています。


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