三菱オートリースがAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入
自動車やモビリティ分野のリースやメンテナンスを手掛ける三菱オートリース株式会社が、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入しました。このサービスは、法務業務を全体的に支援するために設計されたもので、自社の業務効率化を図ることに役立つと期待されています。
導入の背景
三菱オートリースは、契約書のレビューや法的リスクへの対応を迅速化するため、AI技術を導入することを決定しました。具体的には、契約書のレビューや法的リスクに関する相談など、日常的な業務をより効率的に管理し、情報を一元管理できるようにすることを目的としています。「LegalOn Cloud」は、そのために必要な機能を多く備えており、特にカスタマイズ性が高いのが特長です。これにより、個別のニーズに応じた機能を利用することが可能になります。
期待される効果
導入により、法務部門の業務負担の軽減が期待されています。これまでは、人が介在して行わなければならなかった業務がAIの導入によって迅速に処理されることで、従業員はより戦略的な業務やコア業務に集中できるようになるからです。AI技術の活用は、法的リスクの整理や判断をスムーズにし、業務の生産性を高めることに寄与します。
「LegalOn Cloud」の特徴
「LegalOn Cloud」は、従来のリーガルテックを超えた全く新しい形のAIテクノロジープラットフォームです。このプラットフォームは、契約のライフサイクルマネジメントや、法令調査、法律文書の管理といった複数の業務体制を一元的に構築・管理することができます。また、蓄積されたナレッジはAIによって自動的に整理され、必要な情報を瞬時に提供する機能も備えています。
企業としての展望
三菱オートリースは、今後も法務業務の負担軽減を目指すとともに、AI技術のさらなる進化に期待を寄せています。「LegalOn Cloud」がもたらす新しい業務執務環境は、法務部門の業務をより効率的で効果的なものに変えていくでしょう。このようにサービスを強化することにより、企業全体の生産性向上にも寄与することが期待されます。
会社情報
三菱オートリース株式会社
- - 本社: 東京都港区芝五丁目33番11号 田町タワー
- - 設立: 1972年1月27日
- - 従業員数: 1,093名(2024年6月1日現在)
- - 資本金: 9億6,000万円
- - 公式サイト: 三菱オートリース
LegalOn Technologies株式会社
- - 本社: 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F
- - 設立: 2017年4月
- - 従業員数: 557名
- - 資本金: 178.5億円
- - 公式サイト: LegalOn Technologies
今後、AIが法務部門にもたらす変化に注目が集まる中、三菱オートリースの取り組みは、他の企業にも良い影響を与えるモデルケースとなるかもしれません。