ソニー、エンタテインメントの未来を探るトレンドレポートを発表
2024年11月29日、ソニーグループ株式会社のクリエイティブセンターは、『SIGNALS Creative Research No.01』という新しいトレンドレポートを発行します。このレポートは、エンタテインメント領域の未来を探求し、ソニーのデザイナーやリサーチャーが行ったフィールドリサーチやインタビューをもとに、さまざまなトレンドを分析した内容です。
エンタテインメントの可能性を探る
エンタテインメントは、IP(知的財産)の活用方法が多様化し、それぞれのメディアで異なる視点からのアプローチが求められています。本書では、「トランスメディア・エンタテインメント」という概念に注目し、映画『ゴジラ-1.0』の監督である山崎 貴氏へのインタビューを通じて、物語を伝えるための新たな手法を考察しています。
また、数々のヒット作を手掛けたマンガ編集者の林 士平氏をはじめ、様々なクリエイティブプロフェッショナルとの対話を通じて、エンタテインメントにおける「ワールド・ビルディング」の重要性について深く考察しています。彼らの視点から、作品がどのように豊かで一貫した世界観を築くことができるかが探求されています。
内部からのインスピレーション
クリエイティブセンターは、さまざまな事業領域においてデザインとブランディングを推進し、豊かなライフスタイルの実現を目指しています。そのために、社会情勢や人々の意識動向に関するトレンドリサーチも行い、その成果を社内に向けたレポートとしてまとめてきました。
今回、その内容を初めて一般に公開することとなり、読者の皆さんにもそのトレンドやインサイトを共有する機会が設けられました。これにより、ソニーのデザイナーは、エンターテインメントに興味を持つ人々と共に「新たな価値」の創造に取り組むことを促進しています。
書籍の構成と内容
『SIGNALS Creative Research No.01』は、通常のレポート形式だけでなく、特別なトークセッションや様々なインタビューが組み込まれています。第一部では「トランスメディア・エンタテインメント」がテーマで、各種メディアを通じて物語を語る方法が紹介されます。さらに、ゲームや音楽、映像など、幅広いエンターテインメントの事例が掲載されており、読者が実践的な理解を得られる展開になっています。
第二部では「ワールド・ビルディング」を取り上げ、各クリエイターによるインタビューが通じて、それぞれの作品の裏側や視点が浮かび上がります。これらの構成により、読者は多角的にエンターテインメントの未来を考察することができます。
書籍の基本情報
書籍の概要は次の通りです:
- - 著者:ソニーグループ株式会社クリエイティブセンター
- - 編集協力:『WIRED』日本版
- - 発行:コンデナスト・ジャパン
- - 発売:株式会社プレジデント社
- - 仕様:B5変形、120ページ
- - 定価:1,800円(本体価格1,636円+税10%)
- - 発売日:2024年11月29日
- - Amazonリンク:こちらから購入可能
この新しいレポートは、エンターテインメント業界の動向に興味を持つ方々やクリエイターにとって、貴重なインサイトを提供する一冊となることでしょう。ソニーのクリエイティブセンターは、次なる一歩を踏み出す準備が整っています。